2011年1月14日金曜日

そしてクインズランダーは、(牛乳が消えた)

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● nichigo press より




asahi.com  2011年1月13日21時5分
http://www.asahi.com/international/update/0113/TKY201101130513.html
豪州洪水、第3の都市はゴーストタウン 浸水1.4万棟

 【シンガポール=塚本和人】
 オーストラリア北東部クインズランド州を襲った大雨による洪水の被害はさらに広がり、豪州第3の都市で州都のブリスベンでは13日、市内の多くが浸水するなど市民生活や経済活動に大きな影響が出ている。
 同州では洪水で多数の住民が行方不明となっており、ギラード首相が被災地入りし、軍が出動するなど救援活動が続いている。

 地元当局によると、一部決壊していたブリスベン市内を流れる川の水位は13日午前をピークに下がり始めているが、市内の住宅と商業施設の計約1万4500棟が完全に浸水するなど都市機能がマヒ。
 24歳の男性1人の死亡が確認されたほか、ビジネス街や多くの住宅街の一帯が浸水し、郊外も含めた10万世帯以上が停電するなど
 ブリスベンはゴーストタウン(地元メディア)
のような状況に陥っている。

 一方、同州南東部で10日に起きた洪水では13日までに死者が計14人に上っており、ほかに60人以上が行方不明となっている。

 同州では年末から記録的な大雨が続き、洪水被害が拡大。
 州当局はドイツとフランスを合わせた面積よりも広い、州の4分の3にあたる地域を「被災地域」と指定した。
 主要産業である農業や石炭など資源産業も被害を受け、復興費用も含め、被害は国内総生産(GDP)の1%にあたる130億豪ドル(約1兆740億円)にのぼる可能性も指摘されている。
 野菜や果物の値段も上昇し、インフレの危機に直面しているとの見方も出ている。

 また、豪州は日本や中国、インドなどアジア向けを中心にした石炭の輸出大国。石炭価格が国際市場で上昇する動きを見せており、国際経済への影響も懸念されている。

 危機管理が専門のシドニー大学のアラン・マッコネル教授は近年、同州は干ばつなど深刻な自然災害の度重なる被害を受けてきたと指摘。「多額の資金が必要な復興計画を立てる際、ギラード政権は難しい政治判断を迫られるだろう」と述べた。







● ABC News より



25today.com - 2011年1月14日
http://www.25today.com/news/2011/01/post_5187.php

ブライ州首相、涙を抑えきれず
州の惨状に、定期記者会見で

 1月13日、2時間ごとに行っている定期記者会見で、アンナ・ブライ州首相は疲れきった表情ながらも断固とした声で正直に州内の惨状を発表している。
 動揺を隠しきれないブライ州首相は、
 「QLD州の復興努力は戦後復興に匹敵する難事業になる。避難の住民も一部は何か月も帰れない状態が続くかも知れない」
と語った。
 州全体で3,000人が避難センターに寝泊まりしており、学校60校、幼稚園保育所は90箇所が損害を受けているかまたは登校登園ができない状態になっている。
 州南東部水害では死者数が15人を数え、61人がまだ消息不明になっている。
 また、ロッキヤー・バレー上流のマーフィーズ・クリークでは、2世帯の11人が行方不明になっており、もう1人とともに12人の安否が気づかわれている。
 州面積の4分の3が水害被災地にしてされており、死者と破壊のすさまじさを州民に伝え、
 「失ったもののために涙を流し、家族や友人のために悲しみ、前途に横たわる復興努力を思う時、私たちが何者なのか思い出してほしい」
と語ったところでさしものブライ首相も声を詰まらせた。
 取り直した州首相は、
 「私たちはクイーンズランド人ではないか。私達はタフに育てられてきた。
 私達はたとえ打ちのめされることがあっても、もう一度立ち上がって挑戦する州民ではないか」
と続けた。
 ブリスベンでは、住宅11,900戸と事業所2,500戸が床上浸水しており、14,700戸と2,500戸が床下浸水している。
 また、67箇所の住宅地が床下浸水している。
 アンナ・ブライ州首相は、
 「州政府では、一部住民が何か月も自宅に戻れない場合を考え、各地に臨時のプレハブ建物を建てている。これにも、ブライ首相は今後何か月も帰れない人がいる。その人達には暫定措置として臨時宿舎が必要になる」
とも語った。



 日本総領事館から。

【BNE】在ブリスベン総領事館からのお知らせ - 2011年1月14日

こちらは在ブリスベン日本国総領事館の緊急一斉通報です。

 クイーンズランド州の広範な地域で洪水が発生し、12日~14日とクイーンズランド州当局はブリスベン市も洪水の可能性があるとして一般的には市民に自宅待機を呼びかけつつも、ブリスベン川周辺及び市内低地に居住する市民には避難を検討するよう注意喚起しています。
 また、当館の入居するビルも閉鎖されたため、14日も引き続き閉館となっています。
 閉館中の当館への連絡については代表電話(07-3221-5188)は利用可能ですが(転送サービスを実施中)、同代表電話が混み合っている場合で、かつ真に緊急を要する場合には,携帯電話(0419-792-569)に連絡してください。
 また、今後の当館業務につきましては、洪水の状況と当館入居ビルの閉鎖解除を踏まえつつ、早期の業務再開をはかる予定です。



 日本のメデイアから。

FNN ニュース  2011/01/14 00:24
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00191172.html

 オーストラリア洪水被害 浸水した街中で「オオメジロザメを見た」との情報も。

 記録的な大雨で、オーストラリア第3の都市ブリスベーンは、泥水に飲み込まれた。
 街を見ると、ガソリンスタンドやハンバーガーショップが完全に水につかっていて、周辺には、店舗から流れ出た商品などが散乱していた。
 川の流れは濁流と化しており、一部では、市街に流れ込んでいるのが見て取れる。
 川の水位はピーク時、およそ4.5メートルに達し、市民らは浸水を防ぐため、夜を徹して土のうを積む作業に追われた。
 浸水した地域では、カヌーで避難する住民の姿も見られた。
 住民は「とにかくめちゃくちゃで、どこから手をつけていいか、みんなわからなくなっているよ」と話した。
 クイーンズランド州では、これまでに少なくとも15人が死亡し、61人が行方不明になっている。
 一方、地元紙には「新たな恐怖」との見出しが見られた。
 住民の男性が、ショッピングセンター周辺で、「オオメジロザメが泳いでいるのを見た」というものだった。
 沖縄美ら海水族館の内田詮三館長は、
 「海に住んでいるサメなんですが、淡水にさかのぼっていけるんですね。
 人間にとっては、非常に危険なサメなんですね」
と話した。
 深刻な洪水被害と、サメの恐怖に加えて、さらにブリスベーンには、サイクロンが接近している。
 進路によっては、高潮などにより、再び川の水位が上がる可能性もあり、州政府は警戒を呼びかけている。




25today.com - 2011年1月14日
http://www.25today.com/news/2011/01/qld_302.php

 QLD州民支援はお金で
 寄付された物品が輸送滞貨
 
 日本人が阪神大震災で経験したことの一つは、
 「先進国では大災害後も物資が不足することはない。
 被災者に必要なのはスーパーに行って生活必需品を買うためのお金だ」
だった。
 また、被災者が地元で買い物をすればそれだけ地域経済回復が加速されることになる。
 先週には既に救世軍が、
 「QLD水害被災地への寄付は物ではなくお金で」
と物品寄付を断っていたが、ブリスベンやイプスイッチで被害を受けなかった市民が、被災者の寝泊まりする避難センターに古着や食品、毛布などを持ち込んでいるため、1月13日には、QLD州政府のニール・ロバーツ緊急救援担当大臣が、
 「被災者にできるだけの援助をしたいという市民の気持ちは分かるが、州当局は十分な在庫を蓄えている。
 水害被災者を助けたい人は少しでもいいからお金を寄付していただきたい。
 また、物品を寄付したい人は、地元被災者救援グループやカウンシルに、物品寄付を受け付けているかどうか問い合わせてからにしてもらいたい。
 持ち込まれた大量の物品を整理して配布するのは実際大仕事だ。
 余分な現金があれば、QLD州首相の水害救済募金(Premier's Disaster Relief Appeal)に寄付するのが最善の策だ」
と語り、さらに、
 「州当局が衣類や毛布を必要とする時は市民にお願いすることになる」
としている。また、アンナ・ブライ州首相は、
 「ボランティアで復興作業を手伝いたい人はvolunteeringqld.org.auで登録して欲しい」
と発表している。
 13日、移民省スポークスマン、サンディ・ローガン氏は、
 「ダーウィンの入管収容所に収容されている難民希望者が、現金寄付許可を求めている」
と発表した。
 約70人の収容者は、アフガニスタン、イラク、イラン、無国籍の人達で、収容所内のテレビでQLD州民の苦境を知り、胸を打たれた。
 収容者は収入はないが、いくらかの現金を携えてきた人達がおり、難民認定作業が終わるまで当局が預かる形になっている。
 収容者は、その当局に預けている現金からいくらかを被災地に贈りたいと申し出ている。
 収容者自身、将来どうなるか分からない境遇にありながら、水害被災者を支援したいと願っているのは無私な行いだ」
と発表している。
 ローガン氏は、
 「収容者の中には1人あたり$50の寄付を申し出ている人達もおり、持ち金のない人達も小銭をかき集めてできるだけのことをしたいとしている。
 収容者が現金寄付を許可されたのは、これが初めてかどうか分からない」
とも語っている。(AAP)




[◇]
 スーパーマーケットに牛乳を買いにいった。
 が、棚はキレイに空っぽだった。
 洪水のため入荷の見通しなし、とのこと。
 しばらくコーヒー、ココアはなしとなった。
 この程度ならささやかな我慢である。
 帰ってきてから、麦茶をつくった。
 



 [かもめーる]



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2011年1月13日木曜日

ブリスベン川洪水:最大の被害は免れた

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● ブリスベン郊外の洪水危険地域
  左上がウィベンホー・ダム(Wivenhoe Dam)、川筋に沿って危険地域があり、右側が内海。



 昨日今日と天候は「晴れ」
 ブリスベン川は小康を保っている。


25today.com - 2011年1月13日
http://www.25today.com/news/2011/01/post_5185.php



ブリスベン川水位予測下回る
れでも市内30地区が浸水

 1月13日午前4時頃、ブリスベン市内のブリスベン川は最高水位に達したが、予想をはるかに下回り、1974年の水位にも及ばなかった。
 ただし、気象庁水文学者は、
 「ブリスベン都心部で川の最高水位は4.45mに達したが、午前6時30分には大潮の満潮を迎えており、水位はとうぶんそれほど下がらない見込み」
と発表している。
 ブリスベン市役所では、サンタ・ルチア、ウェスト・エンド、グレースビル、ロックリーなど市内川べりの低地地区で11,900戸が浸水しており、さらに 14,700戸が部分的に浸水していると推定している。
 また、事業所も2,500戸が全面浸水、2,500戸が部分浸水していると推定している。
 ABCラジオのインタビューに対して、気象庁水文学者は、
 「今後、水位は少し下がるが、これは潮位が下がるためで、洪水の水量そのものは今後もしばらく続く見込み」
としている。
 また、午後の満潮時も水位は4.3m程度になると見込まれている。
 午前8時には1月14日の川の水位について発表がある。

 キャンベル・ニューマン・ブリスベン市長は、
 「予想された最大の被害は免れた
 これからは、市民全員が力を合わせ、水害被害地域の大掃除に着手し、水害の被害を受けた人達をみんなで助けようではないか。
 ブリスベン市議会管轄地域では上水道の水質は安全レベルであり、供給も安定している。
 ただし、郊外地区では下水処理場が水没したところもあるため、洪水に下水が混じっている可能性も高い。
 洪水の中を歩いた場合には、感染や汚染を避けるため、濡れた衣類や身体をよく洗わなければならない」
と語っている。
 アンドリュー・フレーザー州財務相は、
 「多くの個人、事業所が水害で資産を失った上に膨大な後始末の清掃作業をしなければならない。
 総合的な経済的損失は巨額にのぼり、経済見通しも大幅に下方修正しなければならないだろう」
と語っている。(AAP)




● AAP:nichigo press より


 ABCニュースのビデオより。


● ABC News より



ウオール・ストリート・ジャーナル日本版 2011年 1月 13日 7:15 JST
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_169620
豪ギラード政権、大洪水への対応で批判に直面も

 オーストラリアでは、北東部のクイーンズランド州が大洪水に見舞われ、第3の都市ブリスベンでも浸水被害が深刻となっている。これを受けて同国のギラード政権が、洪水への備えや対応が妥当だったか批判にさらされそうだ。
 洪水の結果、同州の住民が多数避難し、死者は20人以上に達した。

 オーストラリア当局は、ブリスベンでは川の水位が13日朝にピークに達し、最大2万世帯が浸水し、12万6000世帯で停電に見舞われると予想している。
 同市のビジネス街は「ゴーストタウン」(同州のアンナ・ブライ州首相)と化し、12日には軍のヘリコプターがその上空を舞っていた。

 議会では野党はこれまでギラード政権の責任追及は控えている。
 だが、オーストラリアとして過去最大級の自然災害に対し政府の備えが十分だったかどうか疑問視する声が出ており、今後、労働党のギラード政権に対する政治的な緊張が増す恐れがある。
 同政権は少数政権で、独立系議員の政治的な支持が不可欠なためだ。

 シドニー大学の危機管理専門家アラン・マコネル氏は
 「危機と災害をどう管理するかという問題と、政治的な影響をどう管理するかという問題は異なる」
と述べ、
 「大洪水の被害を予想できなかったのはなぜかが問われるだろうし、警戒システムをもっと改善すべきだったといわれるだろう」
と述べた。

 ギラード首相は11日夜ブリスベンに到着し、地元当局と「団結して」危機に対処すると述べた。
 また被害を受けた地域に軍用機で物資を供給すると述べ、軍に700人の出動待機を命じたと語った。


 経済系の新聞というのは勝手なことを言やあがる。
 世の中には人智を超えたものがある。
 それをなんでもかんでも人間の頭でコントロールしようということに少々無理があるということだ。

 昨日は「少々ヤバイかな」と思って買いだめに行った。
 野菜類は品不足になっているか、高値か、品物が悪いかになっているが、それ以外の物品は通常とさほど変わらない。
 今後、野菜類の高騰は避けられないものと思っている。


日本経済新聞 朝刊 2011/1/13付
豪洪水、経済を圧迫

第3の都市に拡大、GDP押し下げも
日本企業、自宅待機を勧告

 【シドニー=柳迫勇人】
 オーストラリア北東部クイーンズランド州で起きた大規模な洪水が、豪州景気の下振れ圧力となってきた。
 被害は豪第3の都市ブリスベーンにも拡大。
 金融機関などは石炭の生産中止などで豪州の1~3月期の国内総生産(GDP)成長率が0.2~0.6ポイント押し下げられると予測、果実や野菜など食品価格の上昇懸念も出てきた。
 石炭価格上昇が予想されるなど、国際市場にも影響が広がりそうだ。


 経済的なダメージは間違いなく大きい。
 が、これをきっかけで少しは経済の質を変えたほうがいいのではなかろうか。
 資源輸出に支えられ、他はまったく不景気で青息吐息なのに、ビジネススクールスタイルの数字統計にたよって、好調と錯覚している。
 物価を上げて、それに合わせて賃金を上げている。
 それで好景気といっている。
 アングロサクソンの悪いクセ。
 資源産業を除けば、泥沼だ。
 ちなみに、息子が先に勤めていたグローバル系のIT企業はブリスベンにオフィースを開いたが、あまりの物価と人件費の高騰でいたたまれなくなり、閉鎖してしまった。
 何処へいったかというと、なんと札幌。
 世界企業はどんどんオーストラリアから逃げ出している。
 そのうち、ここは空白になるかも。
 この国の見通しは暗い
 ただ、資源だけがある。
 その名の通りラッキーカントリーなのだから、それでいいのかもしれないが。
 ここでは産業なんて似合わないのかも。
 牧歌的であることが唯一のとりえかもしれない。

 

AFP news  2011年01月13日 09:14 発信地:ブリスベーン/オーストラリア
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2782219/6657540?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics



【1月13日 AFP】
 オーストラリア北東部の大洪水は13日、同国第3の都市ブリスベーン(Brisbane)に到達した。
 同日早朝、市内中心部を流れるブリスベーン川(Brisbane River)の水位が4.46メートルに達し、水上遊歩道「リバーウォーク(Riverwalk)」が鉄砲水で流される被害も出ている。

 水位は、13日までに、1974年の大洪水時の5.4メートルを上回る5.5メートルに達すると予想されていた。
 水位は予測を約1メートル下回り、川の水位も徐々に下降しつつあるが、当局者は、週末まで水位の高い状態が続くとして注意を促している。

 既に多くの地域が水浸しになっているほか、水上に架けられた長さ300メートルのコンクリート製の遊歩道、リバーウォークが鉄砲水で流された。

 当局者は、水位5.5メートルの場合は2万世帯が床上浸水すると見積もっていたが、水位が予想を1メートル下回ったため、水位4.6メートルの場合は1万1900世帯が床上浸水するとの新たな予想を発表した。



 日本語ニュース動画が YouTube ありました。

TBS NEWS  2011/01/13




 日本総領事館より。

 在ブリスベン総領事館からのお知らせ - 2011年1月13日

 こちらは在ブリスベン日本国総領事館の緊急一斉通報です。

 クイーンズランド州の広範な地域で洪水が発生し、12日、クイーンズランド州当局はブリスベン市も洪水の可能性があるとして一般的には市民に自宅待機を呼びかけつつも、ブリスベン川周辺及び市内低地に居住する市民には避難を検討するよう注意喚起しています。
 また、当館の入居するビルも閉鎖されたため、12日は閉館となっています。
 閉館中の当館への連絡については代表電話(07-3221-5188)は利用可能ですが(転送サービスを実施中)、同代表電話が混み合っている場合で、かつ真に緊急を要する場合には,携帯電話(0419-792-569)に連絡してください。
 また、今後の当館業務につきましては、洪水の状況と当館入居ビルの閉鎖解除を踏まえつつ、早期の業務再開をはかる予定です。
 
 また、洪水被害の状況を踏まえ、当館は総領事公邸にクイーンズランド州洪水対策本部を立ち上げました。同対策本部の電話番号は以下のとおりです。
1.直通電話:07-3268-1399
2.携帯電話:0418-783-684
*海外からかける場合は、国番号(+61)の後、初めの0をとっておかけください。

 在留邦人の皆様におかれましては、州政府のホームページやニュース等により最新の情報を入手するなどして安全確保に努めてください。
 なお、防災当局は、ブリスベン川周辺及び市内低地に居住する市民に対しては、手遅れにならないうちに避難するよう呼びかけつつ、避難の際の留意事項を参考に例示しています。
(参照:http://www.emergency.qld.gov.au/emq/ )

 また、本件洪水被害に関し、防災当局は緊急の際の連絡先を以下のとおり発表していますのでご参考にしてください。
1.生命に関わる緊急の連絡先:000
2.緊急性を要さない警察への連絡先:131444
3.洪水被害に関する連絡:132500
4.洪水被害の安否照会:1300-993-191
5.交通及び移動に関する情報:131940
  又は http://131940.qld.gov.au
6.道路閉鎖に関する情報:1300-130-595
  又は http://www.racq.com.au/travel/Maps_and_Directions/road_conditions


 ゴールドコースト市役所より。

 【GC】被災者支援の救援物資求む!! - 2011年1月13日

 Gold Coast City Council は、洪水被害者のための食品(生鮮食品以外)、日用品、洋服などの救援物資を
受付中。

 必要としているもの
  食品:パスタ、パスタソース、缶詰、シリアル等
  日用品:新しいタオル、歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー&リンス、トイレタリー、トイレットペーパー、洗濯用具、掃除用具。

 付場所: Bundall City Hall(14日金曜日の午前中まで)
 直接持参するか、もしくは0423-511-549(Naoさん)まで連絡を。





25today.com - 2011年1月13日
http://www.25today.com/news/2011/01/post_5186.php


● グーンディウィンディ(Goondiwindi):地図左下の街
  右下海岸際の街がバイロンベイ(Byron Bay)
  [ABC News 洪水マップによる]


グーンディウィンディ避難続く
河川、14日早朝に最高水位

 ブリスベンの西南西、QLD州とNSW州の州境の町グーンディウィンディ(Goondiwindi)に洪水が迫っており、町では住民の避難が続けられている。
 町内、QLD州とNSW州の州境になっているマッキンタイヤ川が、14日早朝には最高水位の10.85mに達すると予想されている。一方、当局は上流のキルドナンで水位を観測し、グーンディウィンディの水位を予測している。
 QLD州気象庁のジェス・ケアリー洪水予報官は、
 「13日午後6時30分にはキルドナンで水位が12.77mに達しており、まだ増水を続けている」
と語った。

 14日早朝にはグーンディウィンディで最高水位に達するだろう」と予報している。
 アンナ・ブライ州首相は、
 「水がキルドナンからグーンディウィンディに到達するまでに6時間の余裕がある。グーンディウィンディのマッキンタイヤ川には高さ11mの堤防があるが、最高水位は10.85mに達すると見られている。
 従って、我々には15cmの誤差しか許されていない。
 そうでなくとも、マッキンタイヤ川の水位は24時間以上にわたって危険水位を保つと予想されており、そうなると堤防の物理的強度も考えに入れなければならない。
 我々はグーンディウィンディ住民に約束する。住民の安全を最優先していることを伝えたい。
 地元病院とナーシング・ホームの患者61人をイングルウッドとウォーウィックに分散空輸し、グーンディウィンディ町内にも避難センターを設立した。
 また、低地の住人は高台に避難すること、また町の外に住む住人もそのあたりは堤防がないので非常な危険になりかねない」
と述べている。
 グレアム・シュー町長は、
 「何が起きるのか予想もできない。
 ここにはまったく雨が降っていないのに、水だけがかさを増してくるというのはまったく異様な光景だ。
 一方でデュマレスク川を水の壁が駆け下ってきており、一方ではアッパー・マッキンタイヤ川から逆巻く波が押し寄せてくる。どうなるのか予想もつかない」
と語っている。(AAP)



● グーンディウィンディ(Goondiwindi)で:ABC News


25today.com - 2011年1月14日
http://www.25today.com/news/2011/01/_1.php

グーンディウィンディ水位「10.66m」

 1月13日、QLD州西部のNSW州との州境の町グーンディウィンディでは、州境を流れるマッキンタイヤ川の最高水位10.85mが予想されていたが、14日午前中に10.66mを記録して増水が鈍化している。
 そのマッキンタイヤ川の下流にあたるボッガビラ(人口650人)やトゥーメラ(人口200人)では、水位が12.8mに達すると予想されており、住民の大半がすでに避難を終えているが、まだ避難に抵抗する人達がおり、州緊急救援局(SES)では、先住民族の長老をヘリコプターで水害地視察に案内し、地元アボリジニ住民の説得を依頼している。





 [かもめーる]




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2011年1月12日水曜日

長雨時のマグパイとブッチャーバードの哲学的な何か

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 ただなんでもないビデオ。







 [かもめーる]




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2011年1月11日火曜日

またも雨:QLD州史最大の惨事:過去120年で最大規模

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● ウィベンホー・ダム(Wivenhoe Dam)


 もはや打つ手ナシか!
 ウィベンホー・ダム(Wivenhoe Dam:ブリスベン郊外にあるブリスベンの水瓶)がオーバーフローするという。
 この人造湖の大きさはというと、その貯水量は霞ヶ浦の1.3倍だという。
 数年前にブリスベン・ゴールドコースト地区が日照りに襲われたとき、合わせて200万人弱の水を支えたのがこの湖。
 その時の貯水率は20%弱であった。
 かくも大きな湖がオーバーフローするという。
 オーバーフローするとその水の流れこむブリスベン川の水位が上昇する。
 となると、今度はブリスベン川がオーバーフローする。
 今後何が起こるのだろう。
 見通しはたっていない。
 起こってみないとわからない、ということのようである。


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        2011年1月11日
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  これは異常事態だ


25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/qld_1_1.php

QLD水害 その1

4人死亡、さらに増える見込み
 1月10日、ブリスベン西方、QLD、NSW州境に近いトゥーンバを津波状の洪水が襲い、市内の家屋や車を木ぎれのように押し流した。
 10日夜までに同市と付近のロッキヤー・バレーで4人の死亡が確認され、今後さらに4人またはそれ以上の死者が出ると予想されている。
 警察発表は、「トゥーンバ市内の街路で母親と子供の乗った車が襲ってきた高さ2mを超える水の壁に押し流された。
 辛うじて1人を救助したが、その直後に車が流され、救助隊員自身が危険な状態だった。
 遺体は現場から何百メートルか下手の都心部で見つかった。
 さらにトゥーンバ山麓のロッキヤー・バレーのマーフィーズ・クリークでも2人の死亡が確認された」と述べている。
 10日午後1時30分のトゥーンバの惨事で、ABC放送は、死者7人、さらに数人が行方不明と伝えている。
 洪水は道路を寸断し、建物を破壊し、街路に駐車してあった車を押し流して河川に引き込み、住宅を土台から押し流した。
 午後1時30分には生命の危険を告げる緊急電話が90件殺到し、緊急救助体制能力をはるかに超える状況になった。
 そのため、同日夜になっても、水没車両や建物家屋に閉じ込められている住民の救出作業が続けられた。(AAP)



● トゥーンバ 鉄砲水のことをこちらの人は「ツナミ」と呼んでいる



25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/qld_2_1.php

QLD水害 その2

ブリスベン上流のダムも満水まで2日

 トゥーンバ、ロッキヤー・バレーの低地住民には、今後も鉄砲水の危険があり、直ちに高台に避難するよう警報が出された。
 同市のピーター・テイラー市長は、
 「被害がどれほどになるのか見当もつかない。死者も出ているし。とてつもない被害だ」
と語っている。
 ロッキヤー・バレーには5,000人ほどの住民が住んでおり、全員に緊急避難警報が出ており、同地域議会のスティーブ・ジョーンズ議長は、「1974年水害に匹敵する」と語っている。
 谷間のガットンの町では1893年に16.33mの記録があるが、10日午後6時30分には18.92mに達しており、気象庁では、
 「今後どこまで増水するのか分からない。ガットンの下流地域も同じように洪水が下っていくだろう」
と述べている。
 脱出してきた住民はABC放送に、
 「谷間のポストマンズ・リッジやグランサムでは住宅が根こそぎされており、大勢の人が屋根に難を逃れていた。みんな無事であればいいが」
と恐怖の体験を語っている。
 10日夜には、トゥーンバと海岸の間にあるエスクの町、サンシャイン・コーストの低地の住民にも避難警報が発令された。

 アンナ・ブライ州首相が報道陣に語ったところによると、
 「州東南部では、ギンピー市でメアリー川が水位20mになる見込み。
 ブリスベンの西ダルビーでは住民が過去3週間で5回目の洪水に備えている。
 マイオール・クリークでは、12月27日の洪水を上回る水位になる見込み。
 また、市西方にあるウィベンホー・ダムが洪水を防いでいるが、今後、増水が続いた場合一部住宅や産業地区も水に浸かる可能性がある。
 ダムは、1974年にブリスベンとイプスイッチを襲った水害の経験をもとに建設されたが、その水害に匹敵する水量になっている
 毎日、100万メガリットル、シドニー・ハーバー2杯分の水が毎日ダム流域に流れ込んでいる。
 今後2日間はダムもブリスベンの町を守れるが、その後は放水しなければもたない
と語っている。

 ブリスベン市では土嚢袋3万枚を発注、急遽土砂を詰め、カウンシルのディーポーで配給することを決めた。
 コンダマイン川の増水が続いており、ウォーウィックの町も避難が進んでいる。
 トゥーンバの北西ダーリング・ダウンズの町チンチラの住民も避難した。
 チンチラを流れるチャーリーズ・クリークでは1時間に140mmの雨量が観測され、水量が1時間で1.6m上昇しており、町は12月27日に洪水に見舞われたばかり。
 また付近のコンダマインの町も、先日洪水で全住民が避難したばかりだが、10日には1時間に100mmの雨量が観測された。(AAP)




25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/qld_3_1.php

QLD水害 その3

11日朝報道
 11日の夜が明けても、依然としてQLD州各地は水に浸かっており、州南東部の水害で死者は8人に増えた。
 水に浸かった住宅の屋根では、まんじりともせずに夜を明かした人達が夜明けに再開される救助を待っている。
 アンナ・ブライ州首相は、
 「トゥーンバを襲った鉄砲水で確認された死者は8人。他に11人が行方不明になっている。しかし、依然として大雨が続いており、救助作業も難航している」
と語っている。
 ブライ首相は、ナイン・ネットワークのインタビューに応えて、
 「トゥーンバの北東、ロッキヤー・バレーの上流、マーフィーズ・クリークでは、住宅から流された男性と男児が遺体で発見された。
 トーゥンバ都心部で車ごと流された母親と子供を加えた4人の他に4人が亡くなっており、死者は8人になった。
 また、行方不明になっている11人についても憂慮している。
 11人はいずれもマーフィーズ・クリークの4戸の家族だ」
と語った。
 さらに、
 「トゥーンバ地域は11日も大雨または暴風雨が予報されている。
 11日早朝にロッキヤー・バレーに向かったヘリコプターも豪雨で着陸できず、引き返した。
 全力を投入してこの地域で行方不明になっている人々の捜索に当たっている。
 11日は地域住民だけでなく、QLD州全体にとってつらい日になるかも知れない」
と沈痛に語っている。
 また、
 「この2日間、大自然の猛威が続いたが、まだ終わりそうにない
 緊急救助体制も最大限を超える努力を続けてきた。
 トゥーンバ、ロッキヤー・バレーを襲った水の壁はウィベンホー・ダムに向かっている
 そのため、エンジニアがダム湖の今後の水量予測やこれまで、水量を見計らいながら続けてきた放水計画のチェックを続けている。
 この豪雨の影響はこれからまだまだ続く見込みだ」
と語っている。(AAP)



25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/qld_4_1.php

QLD水害 その4

トゥウーンバの濁流東進
 1月11日午前、QLD州のアンナ・ブライ州首相は、
 「トゥウーンバ地域を襲った津波のような濁流がロッキヤー・バレーを破壊し、ブリスベンに向かって東進している。
 ブリスベンの被害を最小限に食い止めるため、管理当局が臨時のモデル化でウィベンホー・ダムの放流量との調整を検討している」
と発表した。
 トゥウーンバ地域は大分水嶺上にあり、ここに降った雨は、西に流れるとSA州で大オーストラリア湾に注ぎ、東に下るとロッキヤー・バレーを経由してブリスベン川に合流する。
 東の山岳部に降った雨はロッキヤー・バレーを流れ下っており、谷間の町を次々に襲っており、12日から13日にかけて、ブリスベンに達する。
 
 その北には1974年の大水害の後、治水水源多目的ダムとして建設されたウィベンホー・ダムがあり、ロッキヤー・バレーを下ってきた水の一部はこの集水域に入ると見られている。
 そのため、洪水の水位をにらみ合わせながら放流量を調整しなければならない。
 ロッキヤー・バレーを流れ下っている濁流は、12日から13日にかけてブリスベンに達すると予想され、ロックリー、アルビオン、ミルトンなどブリスベン川に沿った低地32カウンシル地区に洪水警報が発令されている。

 12 日はモートン湾が大潮になる日で、ブリスベン川を遡ってくる海水とウィベンホー・ダムから放流された水がぶつかることになる。

 ブリスベン市内のシティ・キャット、フェリーはすべて川に廃物が漂っていること、流れが速いことから10日夜以来運休しており、運航復旧は早くとも12日になる見込み。(AAP)



● ABC news


総領事館安全情報 - 2011年1月11日
【QLD・領事館情報】洪水被害に関する注意喚起

クイーンズランド州における洪水被害に関する注意喚起
(2011年1月11日)
 クイーンズランド州の広範な地域において洪水による被害が発生していることから、総領事館では州政府機関等から情報収集に努めております。
  現在までのところ、在留邦人及び旅行者が事故等に巻き込まれたとの報には接しておりませんが、今後も強い降雨があり得ると報じられており、更なる被害発生 のおそれもあることから、在留邦人の皆様におかれましては、州政府のホームページやニュース等により最新の情報を入手するなどして安全確保に努めてくださ い。
 なお、洪水に伴う事故等に遭遇した場合は、当館にも通報するようお願いいたします。
 
在ブリスベン日本国総領事館
電話番号:(07)3221-5188
FAX番号:(07)3229-0878



時事.com 2011/01/11-15:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011011100613&m=rss

豪ブリスベーンで洪水警戒=1万4900人に影響も

 【シドニー時事】オーストラリア北東部クイーンズランド州で続く洪水の被害は11日、国内第3の都市、州都ブリスベーンにも広がり始めた。
 州当局によると、前日に内陸部で発生した鉄砲水で9人の死亡が確認された。
 死者数は倍以上に膨らむ可能性がある。
 ブリスベーンでは、川の水位上昇などで一部地域で洪水が発生、低地の住民らは避難所などへの脱出を開始した。
 市当局は、水位は13日にピークに達すると予想。
 6,500棟の建物が浸水し、被災者は1万4900人に達すると想定している。
 上流のダムが満水で洪水調節機能を果たせていない。

 在ブリスベーン日本総領事館によると、同市には企業駐在員ら約7500人の日本人が住んでいるが、11日午後の時点で、被害情報はない。
 交通の寸断に備え、早めに帰宅した人も少なくない。





 クイーンズランド州の75%が「災害地域」に指定された。


25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/1_34.php

水害情報号外1

 東南部3州でも水害または警報
 NSW州北部では、川の増水で住民4,500人が孤立。
 VIC、TAS両州にも水害警報。クリスティナ・ケネリーNSW州首相は、1月12日に被災地域を視察する予定。
 州北東部では過去24時間で雨量が150mmに達し、グラフトンを流れるクラレンス川は12日早朝には水位が7mに達すると予想されており、住民避難とパシフィック・ハイウェイ通行止め措置も現実に近づいている。
 11日も大雨が続いており、正午過ぎには、人口2,700人の内陸の町テンターフィールドが分断された。
 また、ボナルボでは500人、ダークウッド、アッパー・ソラでも500人、ユーウィンガーで150人が孤立している。
 州緊急救援局(SES)は、11日昼間での12時間で12人を救出したが、大半が車で洪水を突っ切ろうとしたり、水に浸かった家に孤立していた人達で、SESや陸運局(RTA)は、水に浸かった道路を通行しないよう繰り返し忠告している。
 QLDの救援当局者は、「深さ15cmの水で人が押し流されるし、深さ60cmの水で4WDが押し流される」と洪水の恐ろしさを訴えている。
 気象庁は、州北部高地、北部河川、中北部海岸地域にトゥウーンバのような鉄砲水が出る恐れがあるとしている。
 VIC州でも今後3日間豪雨が続くと予報されており、QLD州ほどでなくても、洪水のおそれが言われている。
 SESは、今後3日間の合計雨量が 150mmに達するかも知れない、州西部および中部では11日だけで30mmから40mmの雨量が予想され、鉄砲水が出る可能性もある。
 州のほとんどの地域で洪水警報が出ており、州中部、西部、北西部では雷を伴う暴風雨が予報されている。

 13日には一旦小降りになるが、15日には再び風雨が強まり、再び鉄砲水の恐れが出る。
 VICSESのティム・ウィーブッシュ局長代理は、州民に常に気象条件に注意し、洪水・暴風雨に備えるよう呼びかけている。
 気象庁は、今後3日間、TAS島北部に暴風雨が居座り、洪水の恐れも十分にあると発表している。
 特に北部の河川は、この2,3日で中規模の洪水水位に達する見込み。
 気象庁の予報によると、この雨は、大陸各地に大雨をもたらしている高気圧の前線がTAS島まで伸びていることによるもの。(AAP)



25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/2_70.php

水害情報号外2

 死者10人、不明78人
 1月11日、ブリスベン西のマーバーグで孤立した一家の救出中に4歳の男児が洪水に呑まれ死亡した。
 QLD州南東部の水害の死者は10人、また消息不明が78人となっており、そのうち18人については安否が気づかわれている。
 11日夜、アンナ・ブライ州首相の定期記者会見で首相が救出中の事故を発表したが、ポール・ピササリ・イプスイッチ市長は、
 「男児は救助のボートから転落したもので、たった今入った情報によれば、救助隊が男児の遺体を発見した」
と語った。
 さらに首相は、
 「消息不明者の数は59人から78人に増えた。この数字は、被災地の家族に連絡を取ろうとしている人々からの情報を集計したもので、すでに避難して電話連絡のつかない状態にある人達も含まれている。遭難した可能性が高い人が18人いる」
と語った。
 現在、QLD州当局は、ブリスベンとイプスイッチの防備に重点を置き、人材・資材をこの地域に投入している。
 ブライ首相は、
 「今後2,3日、ある限りの資源を首都圏防衛に充てる。
 警察、消防救助隊、緊急救援局すべてが不要不急の任務を中止し、人員を直接前線に投入している。

 ブリスベン川は13日に最高水位に達すると予測されており、15日までほぼその水位を保つと考えられる。

 道路が各所で寸断され、出勤できない、あるいは店に買い物にも行けないという状況も考えられる」
と警告している。
 ブリスベン川はまだ最高水位に達していないが一箇所で堤が破れたという情報もABCテレビ放送が伝えている。(AAP)



25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/3_58.php

水害情報号外3

 ブリスベンで送電停止態勢
 1月11日、ブリスベン、イプスイッチ地域に送配電しているEnergex社は、この地域が洪水に浸かれば直ちに送電を中止する。
 そのため、洪水中は約10万戸の家庭、事業所が停電になる。
 同社によれば、今後24時間、操作員が待機し、両都市で水位が予測通りに上がることになれば、両都市の低地地区の送電を停める。
 停電は12日午前7時から始まり、市内各地で停電するため、ブリスベン都心で働く人々は確実に影響を受けることになる。
 12日午後の大潮満潮が過ぎてから同社社員が各変電所を点検し、安全を確認してから送電再開を決めるため、現段階では送電再開の予定時刻はない。
 その他の地域で停電になる可能性があるのは、ブリスベン川、ブレマー川とその支流に面した地域で、同様な送電停止は先週にギンピーで実施された。
 Energex社のスポークスマンは、
 「(街路の電線が切れて通電している電線が水の中に垂れ下がったり、トタン屋根や自動車に接触するようなことがあれば予想外のところで感電死事故や火災にもなりかねない) 電気と水は相性が悪いという昔からの言葉を軽く考えてはいけない。
 今回のような極端な気象条件では、当社は安全最優先で臨む」
と述べている。
 QLD州南東部では、現在22,000戸の住宅と事業所が停電している。(AAP)



25today.com - 2011年1月11日
http://www.25today.com/news/2011/01/5_31.php

水害情報号外4

 QLD、州の75%が災害地域宣言
 1月11日、アンナ・ブライ州首相は、新たに災害地域宣言を行い、これで州面積の75%が災害地域に指定された。
  2010年12月後半以来、QLD州中部海岸地域、内陸地域、南西部、南東部と次々と洪水に見舞われ続けており、ブリスベン上流の分水嶺の町トゥウーンバ とロッキヤー・バレーで「津波」と表現される鉄砲水が発生、10人の死者と50人を超える消息不明者を出し、現在は、イプスイッチとブリスベンが津波級の 濁流と大潮満潮が重なる事態になっている。
 その事態を受けての新宣言になったもの。

 災害地域宣言が出ると、その地域では警察や緊急救助隊隊員は、住民を強制的に避難させる権限が与えられる。

 これまでは「避難勧告」にとどまっていたため、避難を拒否する住民もおり、そのような住民が遭難すれば救助隊も無視することができないため、自治体の長が、避難を拒否する住民を厳しく非難するということも起きた。

 宣言を受けた地域は、ブリスベン、バンダバーグ、ダルビー、グラッドストン、ゴールド・コースト、ギンピー、イプスイッチ、ローガン、メリバラ、ロックハンプトン、ローマ、サンシャイン・コースト、トゥウーンバ、ウォーウィック、レッドクリフの各地区。

 ブリスベンでブライ州首相が、
 「これは異常事態だ。
 このような計画を実施する必要がなければいいと思うが、計画は準備態勢に入っている。
 人命や財産の損失を抑えるため、災害救助に従事する人達には必要な権限をすべて与えるつもりだ」
と述べ、住民に対しては、
 「緊急救助活動をする警察官、救助隊員、消防署員などの指示をよく聞き、その指示に従う」
よう警告した。(AAP)


 ここ、ゴールド・コーストも災害地域に指定されています。


NHK News 1月11日 11時44分 動画あり
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110111/k10013319471000.html
オーストラリア 洪水被害拡大



 オーストラリア北東部で先月から続いている大規模な洪水による被害はさらに拡大し、これまでに20人が死亡しました。
 現地では、住宅の屋根に取り残されるなどした住民に対する大がかりな救助活動が続けられています。

 オーストラリア北東部のクイーンズランド州では、先月からの大雨で大規模な洪水が続いていて、洪水の広がりは、これまでにドイツとフランスをあわせたほどの面積に及んでいます。
 こうしたなか、10日、州の南東部を中心に新たに局地的な大雨が降り、水かさが増えるなどしてこの日だけで8人が死亡し、州政府によりますと、今回の洪水で亡くなった人はあわせて20人となりました。
 また、行方が分からなくなっている人は72人に上っています。
 被災地では、車や樹木が洪水で流され、住宅の多くが水につかっているほか、大勢の住民が住宅の屋根への避難を余儀なくされていて、ヘリコプターによる大がかりな救助活動が続けられています。
 オーストラリアの気象当局によりますと、今回の大雨の原因は、南米ペルー沖の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」の影響で、オーストラリア周辺で大雨が降りやすい状態になっているためだということです。
 気象当局では、雨は今後数日間は降り続く見込みだとして、厳重な警戒を呼びかけています。





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        2011年1月12日
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 QLD州史最大の惨事
 日本総領事館閉鎖


● ABC news  ブリスベン川沿いの洪水下の住宅地


25today.com - 2011年1月12日
http://www.25today.com/news/2011/01/2_71.php

2万戸浸水予想
「市民は通勤せず待機を」

 1月12日午前、ブリスベン市役所は、「浸水家屋6,500戸」の予想を大幅に引き上げ「2万戸浸水」とし、避難センターを増設した。
 先に設立されていたボウエン・ヒルズのRNAショーグラウンドに加えて、市南部ネーサンのケッセルズ・ロードにあるQEIIスタジアムにも避難センターを設立した。
 キャンベル・ニューマン市長は、
 「6,500人を超えるは家族や友人のところに滞在できないため、センターを利用することになる」
と語っている。
 また、同日午前10時には、第3、第4の避難センターが必要かどうかを検討するが、ABCラジオのインタビューに答えたニューマン市長は、
 「避難してきた市民の世話ができないような事態にしたくない」
と語っている。
 12日の市議会は、浸水被害は住宅19,700戸、業務用不動産3,500戸と上方修正し、1974年水害を上回る水位を想定した新モデルで、
 ブリスベン市内で2,100街路が浸水する
と予想している。

 気象庁は、
 「ブリスベン川は午前3時に満潮で3mに達した。
 13日には1974年水害の水位を超える 5mに達すると予想される

と発表している。

 12日午前8時30分から10万戸の住宅、事業所への配電が停止される予定で、都心の店舗や事務所も機能を停止する。
 市長は、
 「出勤するかどうかは、その業務が現在の状況で社会が機能するために不可欠かどうかで決められる。スーパーマーケットの棚に商品を補充する仕事やサービス・ステーションで自動車に燃料を供給する仕事であれば出勤してもらいたい」
 また、出勤できず、安全なところにいる市民に対して、市長は、
 「ボランティアで、土嚢作りや避難住民の家財移動を手伝うなどしてほしい」
と呼びかけている。
 また、避難センターに移る住民に対しては、
 「枕とシーツ、持薬、保険などの重要書類、着替えを持参すること」
と呼びかけている。
 ブリスベンでは、通勤に対してもまとめて広報がでている。

 公共交通機関は最低限しか運行しておらず、交通機関や道路の負担を減らすため、不要不急の移動をしないこと。
 TransLinkのピーター・ストラカン CEOは、「バス、鉄道はできる限り運行しているが、CityCatとCityFerryは運休している」と声明している。
 また、Queensland Rail(QR)のポール・スカラーCEOは、
 「水位が上がっており、一部の線は不通になっている。1時間に1本は確保に努めている。できる限り速やかに復旧したい」
と発表している。(AAP)



25today.com - 2011年1月12日
http://www.25today.com/news/2011/01/qld_300.php

QLD、大規模捜索救助活動始まる
依然90人が消息不明

 1月12日、ジュリア・ギラード連邦首相と記者会見に臨んだアンナ・ブライ州首相は、
 「この災害は、QLD州史最大の惨事だ。
 ブリスベンなど、まだ水害の被害は続くが、ロッキヤー・バレーで消息不明になっている人々の捜索救助活動を始める」
と発表した。
 さらに、
 「死者数は10人に留まっているが、突然鉄砲水が襲ったロッキヤー・バレーでは90人が消息不明のままだ。
 捜索隊は、今後、孤立した地域で被害者の遺体を捜す苦痛な作業をすることになる可能性もある。
 身よりの安否を気づかって知らせを待っている家族や捜索救助隊の人々に深い同情の意を表したい。
 今後何日かかるか分からないが、その人達がいい知らせを受けとることを祈っている」
と語った。
 捜索隊には検視官の他、専門的なカウンセラーのチームも同行する。

 一方、ブリスベン川は12日午後には水位4.5m、
 13日には最高水位5.5mに達する
と予想されており、市内50地区で浸水し、住宅19,700戸、事業所3,500戸が影響を受け、6,500人が避難センターで夜明かしすると予想されている。
 また、イプスイッチを流れるブレマー川は、12日昼前には最高水位20.5mに達すると予想されている。
 その場合、4,000戸が浸水すると予想される。同市ではすでに1,500人が避難センターに移っている。
 救助の警察、緊急救助隊(SES)、消防署を支援するため、豪軍のブラック・ホーク・ヘリコプターなど15機が出動している。

 救助活動を円滑にするため、ブライ首相は、
 「住民は必要がない限り道路に出ないようにしてもらいたい。
 これは深刻な災害であって、見世物ではない
 また、高台に住んでいる住民は、洪水の影響を受けた家族や友人に宿を貸してやってほしい。
 この水害は今後何日か続く」
と呼びかけている。

 濁流のブリスベン川は大小のあらゆる物が流されており、係留されているボートハウスやヨットも危険な状態にある。
 また、モートン湾は航行禁止されている。
 ダルビーでは125人が依然として避難センターで寝泊まりしている。
 チンチラは今も水位が上昇中。
 コンダマイン住民は10日で2回めの避難をしているが、しばらく自宅には戻れない。
 グーンディウィンディとテキサスはいずれも水位上昇中。
 特にグーンディウィンディは堤防上まで50cmまで水位が上昇すれば決壊の可能性もある。
 ロックハンプトンの水位は下がってきている。
 ギンピーも水が引いている。
 バンダバーグは逆に水位がわずかに上がっている。

 アンガス・ヒューストン国防軍総司令官と記者会見に臨んだギラード連邦首相は、
 「災害は新しい次元に入った。国防軍(ADF)でなければ適切に対処できない規模だ」
と語った。
 ADFは、すでに捜索・救助任務にヘリコプター15機を出動させ、孤立地区への食糧物資補給にC-130ハーキュリーズ輸送機を出動させている。
 陸軍人員もブリスベン基地の150人が水害対策に出動しているが、さらに増員する見込み。
 センターリンク職員1,000人がサービスと情報伝達に出動しており、これまでに1万人に対して1,700万ドルの緊急給付を行った。(AAP)



AFP news  2011年01月12日 08:51 発信地:ブリスベーン/オーストラリア
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2782136/6654138?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=photo_topics

第3の都市ブリスベーンでも2万戸浸水の恐れ、豪洪水

【1月12日 AFP】
 記録的な大洪水となっているオーストラリア北東部クイーンズランド(Queensland)州では、同国第3の都市ブリスベーン(Brisbane)にも洪水の危機が迫っており、最大2万戸が浸水する恐れがある。
 アンナ・ブライ(Anna Bligh)州首相が12日の記者会見で明らかにした。

 同市を流れるブリスベーン川(Brisbane River)の水位は、1974年の大洪水時の「5.4メートル」を上回ると見られ、
 洪水の規模としては過去120年で最大
となる恐れがある。
 約30の集落で浸水被害が予想されており、住民6500人以上が仮設避難所に、数千人が親族や知人の家に避難するとみられている。

 発電所にも浸水の危機が迫っていることから、電力会社は停電の準備を進めている。
 この影響で、市中心部の会社の多くが臨時休業に追い込まれている。

 同州の一部地域で降り続いていた雨は、12日になってようやくやんだが、ブライ首相は住民に対し注意を怠らないよう呼びかけている。(c)AFP


 
 「日本総領事館閉鎖」
 ブリスベン・シテイにある日本総領事館が入居しているビルがこの状況で閉鎖になった。
 このビルは、ブリスベン川沿いの道路に面して建てられている。
 ビルの前はキャット・フェリーの発着所になっている。


2011年1月12日
http://www.25today.com/column/2011/01/bne_2.php
在ブリスベン日本国総領事館からのお知らせ - 2011年1月12日

 河川氾濫のおそれがあることから、当館入居ビルが閉鎖となったため、12日は閉館となります。
 当館への連絡については、当館代表電話から転送サービスをご利用いただけます。
 なお、緊急連絡事項につきましては、邦人保護担当者の携帯電話0419-792-569に連絡してください。


 ABCニュースによれば明日13日午前にブリスベン川のピーク水位は「5.2m」になるという。
 おそらく、総領事館は明日も閉館になるだろう。





● ABC news  ブリスベン川沿いの洪水下の住宅地



ロイター 2011年 01月 12日 13:54 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-18973620110112
豪州の大規模洪水、ブリスベーンは2万戸が浸水の恐れ


● ブリスベン川

 [ブリスベーン(オーストラリア) 12日 ロイター] 
 オーストラリア北東部クイーンズランド州を襲った大規模な洪水は12日、州都ブリスベーンの中心地にも浸水被害をもたらし、数千人が避難を余儀なくされるなど被害が拡大している。

 フランスとドイツを合わせたほどの面積が冠水している今回の洪水では、これまでに14人が死亡しており、90人以上が行方不明となっている。

 200万人が生活する同国第3の都市ブリスベーンでは、洪水が12日にピークを迎えると予想されており、ブライ州知事は記者団に対し、住宅約2万戸が水に浸かる恐れがあるとの見方を示した。

 被害が拡大する洪水による豪州経済への悪影響を指摘する声も増えており、12日付の現地紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のマッキビン理事は、国内総生産(GDP)が最大1%ポイント減少する可能性があると指摘。同理事の発言を受け、豪ドルは0.5米セント超下落し、4週間ぶり安値となる0.9803米ドルをつけた。


● 水没した道路を眺める男性



 では、ゴールドコーストはというと、4時過ぎに内海で撮った映像を。


● ゴールドコースト内海の様子

 水は濁り水位は高く数十メートルはある砂浜は水没しているが、水位についてはまだ余裕はある。
 風が強いので、パラセーリングを楽しんでいる人もいる。





 [かもめーる]




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2011年1月4日火曜日

メザシ、ときどきシシャモ

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● メザシ


 この「メザシを食らいてお正月」とは?
 なんでお正月にメザシを食うのか、ということだが。
 「オカシラ付き」でめでたい、などという落語的発想ではない。
 なら、メザシの代わりにタマゴを抱えているシシャモの方が子孫繁栄ではるかにめでたくなる。
 日本食品店には生のサンマも売っている。
 あれは「太刀魚」だから、メザシよりもいな勢でめでたい。
 大きさならホッケもあるが、これはヒモノキなのでメデタイには使えない。
  
 ここ十年余、正月は一人暮らしである。
 よって、お正月料理というのは長い間食べたことがない。
 たとえば今年の元旦の昼はソーメン。
 二日は昨年のご飯の残りを冷凍庫から引っ張り出してきて雑炊。
 三日は買い置きの切り餅を焼いてノリを巻いて3つほど食べた。
 おかずはレタスとパック袋味噌汁だけ。
 夜は主食抜きで卵、納豆、豆腐といった二、三のおかずだけ。
 一日一食半。
 こんな程度で、なにしろしごく簡単。
 普段の生活とまるで変ることはない。
 言い換えると正月はないといっていい。
 ニューイヤーという年の切り替えがあるだけ。
 生活に特別な色合いがあるわけではない。
 ただちょっと、日付で「お正月だな!」と感じるだけ。
 「あけましておめでとうございます」と言葉で気どってみるだけ。

 コヒーを日に数杯飲む。
 もちろんインスタント。
 「MOCCONA」か「NESCAFE GOLD」
 値段は同じ。
 砂糖は入れない。
 牛乳を入れる。
 いわゆるミルクコーヒー。
 牛乳のまろやかな味が、コヒーの苦味とマッチして心地よい。
 が、である。
 年をとってくると人は甘党化してくる。
 甘いものを求め始める。
 チョコレートが食べられるようになったのも老化現象の一つであると思っている。
 コヒーの苦味が言葉通り苦痛の味になってくるのだ。
 だんだん、味覚にあわなくなってくる。
 ちょっと甘ったるい感触を求めるようになる。
 そこで牛乳の量がだんだん多くなってくる。
 1/5が牛乳、1/4が牛乳と増えていく。
 これがいけない。

 牛乳はカルシュウム十分で栄養のいいものである。
 が、問題がある。
 牛乳は身体に摂取されないのだ。
 このことは広く認識されているので承知されている方も多いと思うが、牛乳の栄養分を取り込める民族は北欧系の数少ない人達だけで、あとは全部ダメだと言われている。
 つまり「牛乳の栄養分」と「人間の牛乳栄養分摂取能力」とは別ものだということである。
 牛乳の栄養とは「使えない栄養」なのだ。
 牛乳をいくら飲んでも人間にとって、さほどの栄養にはならないということである。
 まあ、それはいい。
 牛乳とはお茶みたいなものだと思えば済むことである。
 牛からとったお茶だと思えばいい。
 お茶をたくさん飲んだからといって、栄養がつくわけではないから。
 
 ところが牛乳には問題がある。
 骨を溶かす能力があるのだ。
 これも広く知られている事実。
 若いときはこれがうまく作用する。
 骨の新陳代謝を促し、骨の形成に役立つのだ。
 が、その能力の衰えていく20歳以降はヤバクなる。
 溶ける一方で、骨がうまく生成されなくなる。
 よって40歳を過ぎたら牛乳は飲まないほうがいい。
 60歳になったら絶対に牛乳を口にしてはならない。

 が、そうもいかないのだ。
 コヒーが好きなため、老齢年金世代になるのに、ドバドバと牛乳を入れるのだ。
 簡単にいうと、コヒーを飲んで自らの老体の骨を溶かしているのだ。
 見通し真っ暗なのだ。
 もちろん、年金をもらえるほどに生きてきたので、もう人生十分楽しんだし、生きることに執着などないのだが。
 でも、生きているから生きていないといけない
 これお天道様の決めることだが、結構、めんどう。
 生きているから、生きるように生きていないといけない
 死ぬように生きているわけにもいかない。
 骨を溶かしながら生きているというのは、ちょっとトラブル。
 対策は簡単。
 コヒーをやめればいい。
 お酒をやめればいい、と言われればすぐに止められる。
 コヒーをやめればいい、と言われればすぐに止められる。
 でも「骨を溶かしながら生きる」とはどんなものか経験してみてもいい。
 どうせ人生一回しかない、いつ往ってもいい、ならその経験をしてみた。
 スパー安全思考で何もやらないのもいいが、ささやかな冒険も楽しい。
 というツチヤ風もどきの屁理屈をつけて、悪いと分かっていながらコヒーに牛乳をたっぷりいれて飲んでいるワケなのだ。
 まだ、メザシが出てこない。

 50代までは肉が好きだった。
 とくにビーフが。
 食事にいくとわたしだけビーフステーキ。
 日本の牛肉は霜降りの「しつこい肉」であり、2晩食ったらもういらないというシロモノ。
 が、オージービーフはさっぱり肉で毎日食べられる、非常に健康的なお肉。
 ところが、60になった途端、毎日のように食べていたこの肉が食えなくなった。
 本当にこういうことあるのです。
 突然、身体がうけつけなる。
 どうしてかわからない。
 その後はサカナの切り身に切り替えた。
 この辺のスーパーで必ず売っているのが「スモークコッド」。
 スモークしたタラの切り身。
 タラはもともと好きなサカナなのでこればかり食っていたときがある。
 そしてまた突然、サカナの骨が食いたくなってきた。


● サンマ

 そこでサンマを買ってきて、食べたあとの骨をカリカリに焼いて食べた。
 いやいや、この感触・味覚、つくづく日本人だと思う。
 それも貧乏人の。
 がである、いくらカリカリにしてもサンマの頭は焼いても食えない。
 いろいろ本は読んだが、その中にサンマの頭の食い方というのはなかったように思う。
 あまり焼くと、炭になる。
 その手前でオコゲができるが、これはガンの元になるという。
 死ぬのはいいが、苦しむのは嫌いだから、苦しまないガンならいい。
 オコゲのガンはどちらだろうか。
 しかし、オコゲ状態でもサンマの頭はどうにも食えない。

 さて、メザシだが。
 お正月だからといってメザシを食べるわけではない。
 日頃、メザシを食べているのだ。
 サカナの頭を食いたいと思い、「食べるニボシ」を買ってきた。
 これはいい。
 食べるにぼしは、酒のおつまみの類のなかにも入っているが、これはかちかちにミリンづけにしたもののようで、いまいちである。
 でも、ときどきというよりほとんど「食べるニボシ」は店頭で切れている。
 それに、これやたらと高い。
 普通のニボシを買ってきて焼いて食べたが、これおいしくない。
 サカナの種類が違うようでダシ用のはまずい魚である。
 あまり手が出ない。
 ダシをとったら捨てる魚であるからしかたがない。
 どうも「ニボシ」といっても食べるニボシの魚種は相当な高級魚のようである。

 ニボシからメザシは名前のごとくたった一歩。
 食べるニボシはいくら言ってもおやつである。
 おかずとなれば、メザシそしてシシャモ。
 どちらも頭から食える。

 ではなぜ、サカナの骨が食いたくなったのか。
 いろいろ考えてみた。
 出てきた答えが「牛乳の摂り過ぎ」。
 つまり、溶けつつある骨を、サカナの骨で補強しようと遺伝子が動きはじめているのではないかということだ。
 牛乳の悪さを魚で補おうとしているのではあるまいか。
 つまり、遺伝子はまだ「生きろ、生きろ」といっているのである。
 「憎まれっ子、世にはばかる」というわけである。

 ときどきメザシばかり食べていると、ふと虚しくなることがある。
 どうもメザシというのは、子ども時代の貧しさを連想してしまうのだ。
 こういうときは、シシャモにする。
 なんとなく豪華な気分になる。
 なにしろ腹にタマゴをかかえており末広がりに「めでたい」のである。
 ならシシャモだけでもいいのではないか、と思われるかもしれない。
 もちろんシシャモだけにしても我が家の家計が潰れるわけではない。
 ありがたいことに、子ども時分よりは遙かに経済的余裕はある。
 だがどうも、歯に感じるシシャモの骨あたりが弱いのだ。
 溶けつつある骨を補強してくれるのは、シシャモではとうていだめで、素朴なメザシの骨でないといけないのではないかと思われるのである。


● シシャモ

 まあそんなことで、
 「メザシ、ときどきシシャモ」
が常食となっているわけである。
 そしてそれは、お正月も変わらないのである。




 [かもめーる]




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2011年1月2日日曜日

六日大福

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● 六日大福:豆大福は昨日元旦に食べてしまったのでない



 お正月になりました。
 さて、オーストラリア人はこのお正月に何をお願いするのであろうか。
 そういう記事がありました。


25today.com - 2010年12月27日
http://www.25today.com/news/2010/12/post_5152.php

 「来年こそ体重と借金を減らすぞ!」

 三日坊主が見えている「新年の誓い」。
 昔、添田唖蝉坊という人が、
 「今年こそほんとうにうんと働くぞ、そうしてこうしてああもする。
 嘘の行き止まりの大晦日」
と歌った。
 イギリスでは慈善団体が、「新年の誓いは心身に毒」と警告した。
 それでも...

 12月26日、不動産広告企業REA Groupが、オンラインで「来年の新年の誓い」世論調査をまとめた。
 それによると、

◆.回答者の60%が、「来年こそ体重を減らすぞ」と誓いを新たにしている。
◆.次いで、「クレジットカードの負債をなくし、個人負債を一本化したい」が31%あった。
◆.相変わらず止めるのが難しいのが喫煙癖で、「来年こそ禁煙」も 28%あった。

 「来年こそ持ち家を手にしたい」が21%あり、
 「不動産に投資したい」も33%あった。
 さらには、「今より大きな家を買いたい」が36%と結構高く、相変わらずの不動産熱をうかがわせる。
 話題を広げると、ツイターやフェースブック利用者の27%が、「来年こそ利用を減らしたい」と答えており、インターネット社交メディアに深入りして時間や気力を使いすぎている現実をうかがわせる。

 こまめなところでは、「来年こそ省エネ電球をつける」と誓う人が51%いるが、
 もっと干ばつに強い庭園を造りたいとしているのは39%にとどまった。

 この調査は、12月6日から8日まで、REA Groupがオンラインで2949人を対象に実施した。(AAP)


 「回答者の60%が、"来年こそ体重を減らすぞ" と誓いを新たにしている」とある。
 肥満大国オーストラリアの一面をうかがわせています。

 では体重を減らすにはどうしたらいいか。
 これ、さほど難しいことではない。
 その方法が「GIZMODE」に載っている。

GIZMODE 2010.12.20
http://www.gizmodo.jp/2010/12/post_8210.html
 
 驚きの新研究論文発表! どんなに食べても食べても太らない方法がありましたよ...



 これなら食べ過ぎちゃっても大丈夫!?

 これからクリスマス、お正月と続く年末年始のこの時期は、なにかと高カロリーなご馳走が続いちゃったりもしますよね。
 新年早々、ダイエットに励まないと服が着られないだなんて悲劇に見舞われないためにも、健康的な食生活への気配りを忘れずに過ごしたいところですが、そうは言ってもついつい食べ過ぎ飲み過ぎちゃって...というあなたに朗報ですよ。

 このほど「The Journal of Physiology」誌上に掲載された研究論文「Training in the fasted state improves glucose tolerance during fat-rich diet」によれば、健康的な18〜25歳の男性を対象に、6週間に渡って高カロリーで脂肪分いっぱいの食事を大量に食べまくってもらったにもかかわらず、あるグループの男性は、まったく体重が増加しなかったことが判明しました! 
 えっ、その秘訣とは?

 実は、どの調査対象者にも同じ食事を取ってもらいましたが、あるグループには朝起きたら水以外は何も摂取せずにひたすら空腹状態のまま1時間以上のセットメニューの運動をしてもらいました。
 そうすると、このグループのみが6週間の暴食生活後も至って耐糖能は正常で、体重が増えることもなかったんだそうですよ。
 同じセットメニューの運動を食後にしたグループは、かなり体重が増えて一気に太ってしまったのとは対照的でしたね...

 脂肪を燃やすには、朝食前に空腹のまま運動を頑張るのが最も効果的みたい。
 よし、たくさん飲んで食べるためにも(!?)これから早起きしてジョギングにでも励むぞ〜


 これ特別の方法でもなんでもありません。
 動物学者が述べ、あるいは宗教関係者が実行していることです。
 「健康な生活をしたければ朝起きて少なくとも2時間は絶対にモノを食べないこと。
 そしてできるだけ身体を動かすこと」
と、いうものです。
 
 ところが人間の世界というのは不思議で、朝起きると無理やり腹の中に食べ物を押しこみ、強制的に血糖値をあげてしまう。
 血糖値を上げれば、それは肥満化への道へつながるということになるわけです。
 単純にいうと、それは「人間のブロイラー化」ということになります。
 それが健康的な生活だと世の人々は言う。
 「朝食を必ず食べなさい」という一つ覚え。
 こういう不健康なことを医学関係の先生とやらが勧めている。
 なぜだろう。
 ひとつには、労働時間を増やすためである。
 朝早くから働かすため。
 これは国家社会のため。
 もうひとつは、医療患者を増やすことにある。
 そうすれば患者が増えて、医者が儲かるから。
 身体を自然にまかせて、ゆっくりと寝覚めから活動レベルへアップさせていく、というのはあまり流行らないようです。
 もしあなたが過剰に体内にたまったエネルギーを消費できる肉体労働者でなかったら、
 もしあなたが本当に健康を考えるなら、

 起きて2時間は水以外のものは口にしてはいけません。
 そしてできるだけ身体を動かしなさい。
 その後は、たらふく食べてくださって結構です。
 ダイエット食事も、エクササイズも不要です。


 ライオンという動物がいます。
 起きてすぐには決してモノを食うことはしない。
 起きるとベロベロと毛をなめている。
 そして、おもむろに立ち上がって狩りにいく。
 狩りで一汗かき、十分身体を動かしてから手に入れた獲物を食う。
 それが百獣の王の野生生態である。

 坊主という種族がいる。
 これも同じ。
 朝起きると、身繕いをして托鉢に出かける。
 時間をかけてゆっくりと身体あたため活動状態へもっていく。
 そこで得た食を料理してはじめて朝食となります。
 もし、腹が出ている坊主に出会ったら、はっきり言ってそれは何ら坊主の資格を有していないシロモノ。
 ツチヤと同じで駆除してもいい。
 そのほうが世のため、人のため、日本のため。

 朝起きて、まだ身体が十分活動化していないのに、食物を詰め込むというのは、常識的にどう考えたっていいわけがない
 食べる前に、身体を十分ほぐし全体が活性化してからはじめて食事を摂り、消化という負荷をかけるのが常道。
 そんなことは十分分かっている。
 なのに、まだ寝ている身体に無理に食べ物を詰め込む。
 よほどのバカでないかぎり、これが身体にいいわけないことぐらいは分かる。
 世の常識とやらが、間違っているということである。
 決して、人の言うことなど信じてはいけない。
 それがたとえ、医学博士の言であっても。

 この起きてすぐに朝食をするという「人間の社会的悪癖」が広まったのはどうも戦国時代らしい。
 というのはこの時代、いざ鎌倉で何時何があるかわからないので、どんな時にも戦場に出られるようにしておくための方法だったらしい。
 闘いにでると丸一日何も食えないときもある。
 そのため、いついかなるときにも出陣できるようにしたのが朝食の始まりである。
 それまでは一日二食の正しい生活をしていたのだが、この悪癖が戦国時代が終わって安穏な時代に入っても、身についた習慣として受け継がれて今日に至ってきたようである。
 
 
 ついでにもう一つ、遺伝子的見地から。
 妊娠時に妊婦が「ビッグマック」を食べていると、その赤子から育った人は肥満になる。
 日常的にビックマックを食べているということではなく、妊娠時の短い期間にビックマックを食べていたかどうかということである。
 「ウソだ!」と思う方は下の本をお読みください。



 簡単にいうとビッグマックは高カロリーだが、栄養分は少ない。
 妊娠時にファーストフードばかりたべていると、生殖に関わる遺伝子は
 外界が栄養分の少ない世界

であると認識し、栄養摂取のためにより多くの食料を身体に貯めこむように胎児を作りだす遺伝子を操作してしまう。
 そういう遺伝子形態をもって生まれたきた赤子が成長すると、必要以上に食料を欲求してしまい、肥満になるというものです。

 肥満のデータはマクドナルドの店舗数に比例すると言われており、よってアングロサクソン系の国家民族の肥満傾向が強いようです。
 もし、本当に肥満を憂うなら、マクドナルドを閉店させればいいのですが、自由競争の世界ではそうもいかないので、
 マックの支店が増える
に合わせて医学部を増設して医者を製造していく
ことになるわけです。



 今回は別に「肥満」について書くつもりはないのだが、ちょっと長くなってしまった。
 戻します。
 先月中頃、日本から和菓子が送られてきた。
 ここではあまり和菓子は食べていない。
 通常この地のオヤツは、チョコレートとビスケット・クッキーである。
 ケーキというのもあるが、ここのケーキはバターと砂糖が多く食えたものではない。
 最近は坂田製菓の薄焼きセンベイがウールワースの棚の一角を大きく占め、テレビで「サカタ!」とCMを流し、人気が出ており、セコンドメーカー、サードメーカーもセンベイに参入しはじめてきた。
 が、オヤツの基本はチョコレートとビスケット。
 わたしはもともとチョコレートがダメなたちである。
 あれを食べると頭が痛くなるのである。
 でもやはり慣れというものはある。
 年をとってくると甘いものを求めるようになり、ありがたいことにチョコレートも食べられるようになった。
 ツチヤはチョコレートをたべながらキーボードを叩くので、キーのあちこちにチョコがへばりついていると言っていたが、それだけ年をとったということでもある。
 でも、長い間食べているとだんだんこれにも飽きてきた。

 そこへ送られてきたのが和菓子である。
 食べてみると、これはやはり伝統味、おいしい。
 日本食品店へいくと、和菓子は冷凍庫に入っている。
 冷凍された和菓子、このスタイルだけでこれまで手がでなかった。
 解凍するとダラダラになるような気がしていたのだ。
 1つ2つ試しに買ってみてみた。
 大福である。
 冷蔵庫に移して、柔らかくなったところで食べてみた。
 これ、いける。
 それから日本食品店へいくたんびに冷凍大福を買ってきた。
 チョコレートの代わりである。
 1ケ2ドル、200円ほど。
 チョコレートなら4ドルとして数日はもつ。
 明らかに高い。
 でも日本からの輸入品、やむえまい。
 今回はお正月ということで、全種類を買ってきた。
 6種類ある。
 紅、白、黒ごま、白ごま、草、豆大福である。
 稿頭にぼっている写真がそれである。
 が、豆大福は昨日元旦に食べてしまったので写真には5つしか写っていない。
 7種類あれば「七草大福」と少々めでたく、一日一個ずつでちょうどいい。
 でも、6種では「六日大福」になってしまい、ちっと数足らずある。
 
 ここで一歌、

 一人寝のメザシを食らいてお正月、
 黒ゴマ、白ゴマ、草ダンゴ、紅白まんじゅう、おお豆餅、
 七草ならじの、六日大福

 なんとも馬鹿くさく低能な歌。
 「サラダ日記」ならぬ「だいふく日記」をと思ったがまず才能なし。

 「六」はムで「無」に通じる。
 「無窮・無究」でもある。
 が、「無駄・無意味」ということにもなる。
 
 愚にもつかないことをづらづら書いているので、迷惑至極ではあるが、まだおわらないので「つづき」にします。



 <つづく> 





 [かもめーる]



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2010年12月31日金曜日

ボタニック・ガーデンへ行く:オーストラリア産マツタケ?

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● 盟主:ブラックスワン:こくちょう


 今日は大晦日。
 久しぶりの快晴。
 雲はあるが青空が広がっている。
 これで年初めの生活防御は考えなくていい。
 せっかくの晴れ間、何処へいこうかと思案する。
 ボタニックガーデンがいい。
 海岸は人出があるだろうから。
 そういえば今夜はニューイヤー花火である。
 このまま夜まで晴れてくれれば、きっと素晴らしい花火大会で海岸は人の波で大変だろう。

 海はやめて手近な庭園散歩にする。
 車で十分少々。
 ゴールドコーストのボタニック・ガーデンというのはあまり馴染みがないでしょう。
 つい最近やっと完成したもの。
 場所は、ロイヤルパインのゴルフ場の隣。
 地図では右下の黒く囲んだところ。
 左側の道路を挟んだ緑色はゴルフ場。
 ローヤルパインというのは松下興産が開発して、プリンスホテルのあるリゾート。



 googleマップなら「Rosser park, Goldcoast, Australia」で表示できます。 





 下は案内所においてあったパンフレットである。



 航空写真と付き合わせると概要がわかります。



 下が入り口。




● Gold Coast Regional Botanic Gardens: Rosser Park

 今日の人出はせいぜい数十人ほど。
 バーベキューパーテイの連中もいた。


 このガーデンは大きく3つに別けられる。
 まず右側の青いひょうたんのようなのが池。
 この周りに散策路や橋がある。
 中央の緑の帯が湿地帯。
 そして左側の小さな犬の絵が描かれているところが、そにまま犬の散歩エリア。



 単純にいうと庭園の1/3は犬のために作られているといってもいい。
 「Gold Coast Dogs Botanic gardens」の名称でも大きな間違いにはならない。



● 池の部分を橋の上から見回してみる

 池のエリアで勢力を誇るのがネッタイバン(Dusky Moorhen)。
 なかなか見かけない鳥だが(通常、セイケイ:Purple Swamphen と間違えられている)、ここでは足元までよってくる。


● ネッタイバンの親鳥とヒヨコ

 苔むしたカメと見知らぬカルガモが。
 このカメ、おおきいですね。



 これカルガモであることは確かだが、こんな配色のカルガモはこれまでみたことがない。
 ここにはときどきオーストラリア鳥図鑑に載っていない野鳥がいる。
 たとえば、この鳥。



 形はネッタイバンとそっくり同じだが、ネッタイバンはくちばしから鼻筋は赤である。
 が、この鳥はその部分が黒である。
 そういう鳥がいるのかと思って調べているが図鑑には出ていないのである。
 「鷭」の種類であることは間違いないので、すぐに分かってしかるべきなのだが。

 鵜がいました。
 鵜をとるのはちょっとやっかい。
 潜るところは撮れるが、何処へ出てくるか分からないからだ。
 下はシロハラコビトウ:Pied Cormorant。
 これはなんとか撮れる。



 が、まるでだめだったのはクロウ(黒鵜):Little Black Cormorant。
 潜水時間が実に長い。
 よって、とんでもなく遙か向こうに浮かび上がってくる。
 望遠でも効かないほど。


 湿地帯の盟主はこの鳥、ブラックスワン:Blackswan。
 この名前、最近では映画でおなじみ。
 よって、ブラックスワンで検索しても、まるで出てこない。
 ちょっと、寂しいことになってしまった鳥でもある。
 和名では「黒鳥:コクチョウ」
 ツガイでいるが、白いヒヨコがいたはずである。
 が、今日はみあたらない。



 右足がおかしい。
 ということは、「犬にやられた」
 なにしろ、この横がドッグエリアである。
 別に仕切りの柵があるわけでもない。
 よちよち歩きのヒナなどひとたまりもない。
 オヤドリが食われたヒナを助けようとして、脚をガブリとやられたといったところか。
 「かわいそうなブラックスワン
 なにしろ犬害が日増しに増加している。
 その犬のために、広大なエリアを提供しているのだから、人間のエゴイズムとは測りしれない。
 ただ、カワイイカワイイ!、だけ。
 つい3日ほど前の記事をあげておきます。


25today.com - 2010年12月28日
http://www.25today.com/news/2010/12/post_5154.php
ペット動物が野生動物襲撃

動物福祉団体が統計発表
 12月27日、動物福祉団体が、国内で野生動物を襲っているのは犬や猫などのペット動物で、飼い主の責任は重大と発表した。
 発表したのは、Wildlife Information, Rescue and Education Service (WIRES、野生動物情報救助教育サービス)で、
 「過去5年間に、犬や猫がオーストラリアの野生動物を襲った例は17,000件が記録されているが、これは現実のほんの一部に過ぎない。
 記録されているのは、負傷したり、親を失ったために動物福祉団体に収容された野生動物の数であり、死亡したり、報告されなかった件数は何十万件にも上るはず」
としている。

 WIRESのリアン・テイラー統括本部長は、「事件のほとんどは飼われている犬や猫が襲ったものと見られる。
 野生化したペット動物なら捕らえた獲物を食べるのが普通だ。
 しかし、最大の責任は、ペットを監督しない飼い主にある。
 犬や猫が他の動物を襲うのは自然界の摂理だから、犬や猫を責めるのは当たらない。
 人間が犬や猫の行動に責任を持たなければならない」と語っている。
 WIRESは、NSW州のSydney Metropolitan Wildlife Service (SMWS、シドニー首都圏ワイルドライフ・サービス)、QLD州のWildcare Australia (WA、ワイルドケア・オーストラリア)、VIC州のWildlife Victoria (WV、ワイルドライフ・ビクトリア)と協力して統計を編纂した。
 VIC州では、5年間に記録されている野生動物被害のうち1,631件が飼い猫、1,163件が飼い犬による被害だった。
 また、70頭近いコアラが犬に襲われており、カンガルーの被害は60件、ブルータング・リザードの被害も143件あった。
 また、1,100頭を越えるポッサムが猫や犬に襲われている。その中には、eastern pygmy possum(フクロヤマネ)、Mitchell's hopping mouse(ミッチェル・ホップマウス)、mountain brushtail possum(コミミフクロギツネ)など希有種も含まれていた。(AAP)


 もう一つ、珍しい鳥に会いました。
 ナンヨウクイナ(Buff-banded Rail)。
 なにしろ僅かな気配でも逃げる。
 よほどの注意を払っていないと、まず、この街で視認することはできない、といっていい鳥のひとつである。



 近寄って撮るなんてことはまず不可能。
 遠くから、「もしかしてクイナかもしれない」と思ったら、そぐに立ち止まっていくら離れていてもいいから、シャッターを切り続けることだ。
 そして、パソコンで拡大してみることだ。
 下が原画。
 白いクイのあいだにクイナがいるのです。
 最大望遠でほぼ当てずっぽうで撮っています。
 

 
 拡大してみてください。
 わずかに確認できる程度である。
 この街でそこに住む日本人がナンヨウクイナを見た、というのはよほどの幸運の持ち主といっていい。


 さて、最後は。
 韓国ではこの雨でまつたけの収穫が50倍にもなったとありました。
 そうです、マツタケがあったのです。
 ゴールドコーストの雨も多く、ついにマツタケはが生えてきました。
 「本当に?」
 と、言われると返事に困るのですが。
 下の写真が「オーストラリア産マツタケ」です。
 「まるで違う」
と、いうことなかれ。
 ちゃんとまちがいなく松林に生えていたのです。


● 横の木は松で、地面は松葉のジュウタンです



 遊歩道の脇に松林がありました。
 下は松葉が堆積していて草は生えていません。
 ちょっと入り込んでみたら、そこにめずらしいキノコが生えていました。
 時といい、場所といい、ピッタリです。
 よってこれを、
 「オーストラリア・マツタケ
と命名しよう、ということにしたのです。
 わたしが勝手に。

 今年のシメは「マツタケ」でした。
 いい年でした。

 ボタニックガーデンはドッグエリアをのぞけば1時間あれば十分鑑賞できます。





 [かもめーる]




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