_
● マツダの次世代直噴エンジン「スカイアクティブG」
1リッター当たり「30km」
この数字、うなってしまう。
ハイブリッドなら至極当然。
が、これが普通のエンジンとなると?。
もうここまでできれば、ハイブリットなんて複雑怪奇で高価なエンジンなどいらない。
造ったのはマツダ。
早晩、一般販売される。
現在の車はだいたい「10km/l~15km/l」。
プリウスあたりをのぞけば、ハイブリッドといったってせいぜい「20km/l」少々。
ホンダンのフィットで25km/l。
「20km/l」を超えるとハイブリッド車といっていい。
というより、20km/lを超えないならハイブリッドの意味がない。
が、マツダはなんと普通エンジンで30km/lを実現した。
『
日経トレンデイネット 2010年11月18日
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20101117/1033662/?ttr
ハイブリッドなしで燃費30km/L、マツダの次世代技術スカイアクティブとは
』
話によるとマツダはフォード傘下にあったとき、フォードよりハイブリッドの研究開発を止められていたという。
そこで既存エンジンの究極省エネエンジンに精力を注ぎ込まざるを得なかった。
これがひょうたんからコマ。
フォードからの規制から自由になって、その成果を発表しはじめた。
それがこの「30キロエンジン」
30kmと言わなくていい、8割方の24kmでも十分ホンダフィットに太刀打ちできる。
この車があれば、もうハイブリッドの時代は去ろうとしている。
動力源を2つ載せればいいというものではない。
要は、石油の消費をどこまで抑えられるかである。
動力源1つで2つ分のレベルが実現できるなら、こちらのほうがはるかに省エネ。
マツダといえばロータリーエンジンの開発でズッコケてしまったが、ファミリアでもちなおして、でもバブルでつまづいた会社。
フォード傘下で生きながらえたが、これでやっと陽の目を見ることになる。
いっとき、民族系自動車はトヨタとホンダの2車種になった。
が、三菱がGMから離れ、そして今、フォードから離れたマツダが戦線に復帰する。
残るはニッサンだが、これは最後までルノー系にとどまるようだ。
三菱とニッサンは電気自動車をメーンに据えている。
トヨタとホンダはハイブリッド。
そしてマツダはハイブリッドと同等の性能を持つエンジンを開発した。
三種三様である。
さあ、これから何処が生き残るか。
ニュースを見ていたらとんでもないハイブリッドが出てきた。
なんと、「16km/l」というハイブリッド。
こんなの旧式既存エンジンのレベルである。
2.4Lのカムリだってこのくらいは走る。
何も動力源を2つも積むことはない。
一つで十分。
どうもハイブリッドの意味が分かっていないようだ。
省エネというのは省コストでないといけない。
繰り返すが、「20km/l」未満の車はハイブリッドとは言わない。
「ムダブリッド」という。
『
中央日報 2010.11.19 10:50:34
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=135066&servcode=300§code=320
起亜「K5ハイブリッド」 米国で初公開
米ロサンゼルス(LA)モーターショーに数多くのエコカーと次世代未来型コンセプトカーが登場している。
デトロイト・ニューヨーク・シカゴとともに米国4大モーターショーに選ばれるLAモーターショーは17日(現地時間)、記者団公開行事で幕を上げた。
28日までLAコンベンションセンターで開催される。
モーターショーホームページ(www.laautoshow.com)によると、新車は18モデル、コンセプトカーは16モデル。
韓国からは起亜(キア)自動車が「K5ハイブリッド」を出展した。
起亜初のガソリン燃料を使う中型ハイブリッド車だ。来年上半期の北米市場販売を目標に開発された。
最高出力168馬力、最大トルク21.3kg・mの2.4Lエンジンと30kW級電気モーターを搭載している
。
ニッケルバッテリーに比べて30%ほど軽くて小さいながも性能が高い34kW級リチウムポリマーバッテリーを採用した。
運転時間の57%は高速道路を走る米国人の特性に合わせてエンジンと電気モーターの力を配分した。
燃費は高速道路基準で17キロ、市内基準で15.3キロ。
4.2インチTFT液晶画面(LCD)を計器盤に装着し、エネルギーの流れ、動力源状態、燃料・バッテリー状態など運転手に必要な情報を提供する。
起亜車はLAモーターショーに無公害電気コンセプトカー「ポップ(POP)」を含め、「ソレント」「スポーテージ」「ソウル」「フォルテ」など17台の車を展示した。
現代自動車も「ソナタ・ハイブリッド」「ニューアバンテ」「エクウス」「グレンジャー」「ジェネシス」など18台を出展した。
スプラグ起亜車米国法人マーケティング担当副社長は「K5ハイブリッドなど商品性が優れた新車を米国でずっと出していく」と明らかにした。
』
ここのタクシーは以前はフォードの「ファルコン」か、ホールデンの「コモドア」だった。
が、いまは「プリウス」か「カムリ」。
コモドアはここで現地生産されている車。
GM系。
よって、ここでは国内製造車として人気が高い。
でも昨今の石油高騰のあおりで、現代:Hyundaiにおされ気味。
三菱が撤退して、これからはカムリのハイブリッドが生産されるというが、ちょっと?
なぜなら、あまりにここは人件費が高すぎる。
ものを生産するにはに見合わないほどに、おかしな経済になっている。
地下資源がなければ、潰れていていい国。
まあ、その名の通り、ラッキーな国なのでしょう。
団地内の斜前の家にときどきタクシーが止まっている。
車を持っていないので、そのたびにタクシー呼んでいるのかなと思っていたら仕事用。
つまり、タクシーの運転手の家だった。
業務用の車で出勤してしまう?
が、これできる。
以前に別のタクシーの運転手をやっている人から聞いたが、それによると自前でプリウスを買ったという。
つまり車持込みのタクシー運転手というのがいるということ。
「世界で唯一、チップをくれるのがオーストラリアのタクシー運転手」
ということだが、そういう手続になっているということだからできるということでもある。
ちなみに、そのプリウス6万ドルもしたといって天を仰いでいた。
為替換算だと5百万円くらいになるか。
これじゃ天を仰ぐよな。
日本ではタクシーはスタンドのない過疎地域を除いてプロパンガスだが、ここはすべてガソリン。
よって、昨今の石油の高騰で一瞬のうちに、フォードとホールデンがトヨタの2車種に変わった。
これじゃ、フォードもGMも潰れるよ。
この節、リッター10キロ走れなかったら車じゃないよな。
タクシーなら最低で20kmは走れないと採算がとれないだろう。
ちなみに、業務用の車で出勤ということだが、なんと観光バスで通勤している人がいる。
道路を挟んだ向いの団地の東洋系の人。
よって、その観光バスがちょくちょくこの部屋の前の道に駐車している。
朝方出かけていき、4時頃になると帰ってきる。
時に、夜消えているときがある。
夜間の業務があるのだろう。
なを、バスが止まっているというと、そんなこと出来るのかと思われる方がいると思うが、それができるほどに、ここは十分に道路幅が広い。
まさか、自前のバス持ち込みで仕事をしているわけではあるまい。
● このバスで通勤している:この部屋の窓から撮った。
● 11時頃戻ってきた
[かもめーる]
_
2010年11月20日土曜日
2010年11月9日火曜日
あなたは、「陰性」です
_
● [NEGATIVE]です
昨日、手紙を受け取った。
結果は「陰性:NEGATIVE」
9月のはじめ頃だったか、オーストラリアガバメント(オーストラリア連邦政府)から手紙をもらった。
内容はというと、
「あんたは老齢者なので Bowel Cancer のテストを受けてください」、
というもの。
「Bowel Cancer」とはなんぞや。
Cancer はガンのこと。
これは知っていた。
なら「Bowl」とは?。
Bowl とは「腸」のこと。
通常は「大腸ガン」と訳され、普通は Colorectal cancer と書かれる。
Wikipediaでは
「Colorectal cancer, also called colon cancer or large bowel cancer」
とある。
つまり、「大腸ガンのテストを受けよ」ということ。
煎じ詰めれば「老人ガン検査」のご案内ということになる。
政府が関わり合って健康の心配をしてもらうほどに老いた、ということでもある。
さびしいですね、年をとるということは。
そして9月の中頃、それが届いた。
下が検査キット一式。
つまり大便を採取して送る、ということである。
小学校のはじめのころ、検便というのがあった。
学校から小さな容器を渡され、それに便をちょっと入れて持っていく。
いちばんはじめは、硬紙でできた容器だった。
それがしばらくしてプラスチックケースに変わった。
授業の始まる前に先生が回収する。
が、緊張のせいかその日に限って出るものが出ない。
一生懸命踏ん張るのだが。
これはガンの検査ではなく、寄生虫の検査であった。
そのころ野菜の肥料は堆肥であった。
よって野菜には回虫のタマゴがうみつけられており、回虫持ちはクラスにもたくさんいた。
別になんらの障害はなかったのだが。
そういえば、回虫博士という医学博士がいた。
お腹に回虫を飼っていて、自分の体を使っていろいろテストしており、それを綴ったものがたしか「エッセスト大賞」とかいう賞をもらったはずだが。
調べてみましょう。
ありました。
藤田紘一郎博士という。
そのうち、検便がなくなった。
無関係に薬、つまり「虫下し」が配られ、全員飲むことになった。
検便の手間ヒマかけるより、強制的に薬を飲ませたほうが効率がよく安上がりになったわけである。
さらに、この薬すらなくなった。
堆肥を肥料にすることがなくなり、肥料は化学肥料にとってかわってしまい、回虫の生息場所がなくなってしまったというわけである。
何処にも、回虫持ちの児童が見当たらなくなってしまったのである。
ということは便を採取するのは小学校低学年の時以来ということになる。
小水検査というのはこれまで何度かあった。
だいたい健康ドックにはいると採取する。
あれ、エイズ検査かな。
そういえば、移住申請のときも小水検査があった。
では昨今の大便採取はどうやるかというと、
「え、聞きたくない」
そうですか、そうですよね。
とりあえず、写真だけ載せておきます。
サンプルは2つ採ります(赤と青)。
細長いキャップで封をし、それをプラチックの円筒にいれます。
蓋はきっちり締め込むこと。
これで終了。
下の用紙に必要事項を記載する。
下の封筒に採取サンプル(2つ)と記載済み用紙を封筒に入れて送ります。
下は確認事項の最終チェック項目。
もちろん、封筒には切手は不要です。
でもね、これ実行するのにためらいがあるのですよね。
ズルズルを伸ばしてしまいました。
なにしろ、60年近く前にやっただけですから。
簡単なことなのですが、体が動かない。
でも意を決してサンプルを採り投函しました。
その日の午後、送られてきたのが督促状。
「まだ、届いていないぞ!」
って。
なを、検査キットに一緒に入っていたのは下のブックレット。
最後に言語案内がある。
中国語ニ体(繁体、簡体)、クロアチア、オランダ、フィリピン、ギリシャ、イタリア、アラビア、韓国、マケドニア、マルタ、ポーランド、スラブ、トルコ、ベトナムの各言語。
ハングルはあるのだが日本語はない。
さて、数日後に送られてきたのが、検査結果表。
「陰性です」という結果。
その全文をスキャンして’おきます。
つまり、「腸ガンの可能性はありません」、ではないのです。
「ガンの可能性は低いですが、精密検査されたほうがいいです」なのです。
だいたい、この検査の信頼性はどのくらいあるのか、腸ガンがらみについても一緒に調べてみました。
腸癌で検索すると「大腸癌」で出てくる。
Wikipediaを見てみる。
『
大腸癌(だいちょうがん, Colorectal cancer)とは、大腸(盲腸、結腸、直腸)に発生する癌腫であり、肛門管に発生するものを含めることもある。
正式には部位別に盲腸癌(cecum cancer)、結腸癌(Colon cancer)、直腸癌(rectum cancer)と称される。
アメリカ合衆国においては、三番目に多い癌で、癌死の原因として二番目に多く、生涯に大腸癌に罹患する確率は約7%である。
日本でも胃癌を追い越し肺癌についで2番目に多くなっている。
大腸癌に進行するリスクは年齢とともに増加する。
その多くは60歳代から70歳代で発症するが、40歳以降は定期的な検査が必要であるとされる。
』
つまり、大腸ガンとは「老人性ガン」ということである。
それで検査キットが送られてきたわけである。
Wikipediaによるとお酒と加工肉の摂取がヤバイいようで、野菜類については確たる評価はないようである。
『
リスク:
過体重・肥満:リスクが高まる事が確実視
飲酒、加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージ):確実なリスクである
生活習慣及び栄養:
様々な国々での大腸がんの発生を比較すると、すわり作業で、高カロリー食品の食べ過ぎ、多量の赤肉又は加工肉の摂取は大腸がんの発生のリスクを高めることを強く示唆している。
反面、健全な体重、適度な運動、良い栄養は一般的にがんのリスクを下げる。
生活習慣を変えることにより大腸がんのリスクを 60-80%下げることができると言われている。
果物、野菜、シリアルその他の食物繊維の多量の摂取は、大腸がんと腺種のリスクを下げると考えられてきた。
この理論を検証するため16年にわたる88,757人を対象とした調査では、食物繊維の多い食事は大腸がんのリスクを下げてはいなかった。
2005年の別の調査でもその結果を支持している。
ハーバード大学公衆衛生学部は、「食物繊維の摂取は、健康効果のある健全な食事としてもてはやされ、心臓病、糖尿病、憩室疾患、便秘を含む様々な疾患のリスクを減少させていた。
多くの人が信じていたにも関わらず、食物繊維には大腸がんのリスクの減少の効果はほとんど認められなかった。」と発表している。
』
『
症状:
一般に早期大腸癌であれば自覚症状はなく、健康診断や人間ドックで発見される。
まったく症状が現れない場合も少なくない。
進行大腸癌でも環周度が1/4以下ならば症状はほとんどない。
1/2周を超えると腸内容の通過障害を起こす場合がある。
左側結腸に存在すると便通異常、腹痛、腹部膨満感などがあり、血便を伴うこともある。
しかし、右側結腸ではこれらの症状は乏しく貧血、体重減少、腫瘤触知などの症状となる。
これは上行結腸では内容物がまだ液体であるからであると説明されている。
左側結腸の全周性病変になると排便困難、便秘、イレウスを起こすこともある。
検査・診断:
大腸癌は早期に発見できれば完全治癒の可能性が大きくなる。
集団健診では普通「便潜血反応」が行われる。潜血反応が陽性であった場合、貧血などの異常がある場合、その他の大腸癌のハイリスクの場合は、癌をはじめとする大腸疾患の確定のため大腸内視鏡検査が行われる。
便潜血反応検査(Fecal occult blood test;FOBT):
「化学的便潜血検査」と「免疫学的便潜血検査」がある。
化学的は鉄分を含む食事によって変化してしまうため、現在は免疫学的の「ヒトヘモグロビン法」が主流。
多くの大腸癌検診の1次スクリーニングとして広く行われている。
大腸内視鏡(Colonoscopy):
内視鏡で直腸から回盲部まで挿入し病変を観察する。
最近ではほぼ多くの場合に2次スクリーニングの確定診断目的に施行される。
バリウム注腸二重撮像法(Double contrast barium enema;DCBE):
肛門からバリウム溶液を注入し、ついで空気を注入し、大腸や直腸の形状をX線で撮像する。
コンピュータ断層撮影法 (CT):
X線診断法で進行癌の周囲への進展度合や他臓器(特に肝臓)転移の有無を検査するのに行われる。
他の理由で実施されたCT断層撮影で進行大腸癌が発見されることもある。
また内視鏡や透視とは異なり、腸管の粘膜下病変を検出し、スキルスや粘膜下腫瘍、虫垂病変などの評価を行える。
現在、CTの進化に伴いCT colonographyと呼ばれる仮想大腸内視鏡が普及しつつある。
腸管の癒着、再建を行った例では内視鏡検査が行えず、代替として有望視されている。
血液検査:
進行大腸癌があると貧血を来すことがよくある。
貧血自体はありふれた疾患であるが、大腸がんがその原因の場合は進行がんのおそれがある。
また、腫瘍マーカーを計測することで進行癌の存在を推定することができる。
癌胎児性抗原(CEA)が代表的であるが、ほとんどが進行ガンでしか陽性にならず、早期ガンや前ガン病変(大腸ポリープ)の発見はできない上、費用がかかる。
直腸指診(Digital rectal examination;DRE):
医師が、潤滑剤を付けた手袋をした指で直腸に異常がないか触診する。
簡単に実施できるが、肛門から数センチの所までしか診断できない。
』
つまり、送られてきた検査キットは「便潜血反応検査」ということになる。
ではその効能はというと、
『
大腸がんについて
http://www.fukayakoumonka.or.jp/daityougan.html
食生活の欧米化に伴い、日本でも欧米諸国に多い大腸がん、直腸がんが非常に増えています。
自分では「痔」だと思っていたら検査の結果は「がん」だったということはよくあります。
そのため成人病、及ぴ老人病検診の中に大腸がん検診が導入されることになりました。
幸いなことに、大腸がんは他の臓器の癌に比べて比較的転移の傾向が遅く、早期発見、早期手術によって完治する確率が高いといわれてます。従って、
・便に血が混ざっている
・排便後にまだ便が残っているような感じがする(残便感)
・便秘、下痢を繰り返す
このような症状のある方は大腸の検査を受けることが賢明です。
成人病検診で胃の検診を毎年受けるように大腸がん検診も積極的に受けることが大切です。
先日、新聞にこんな記事がありました。
大腸がんの早期発見のための便潜血検査を毎年受けていて、結果が「陰性」だったので、「今年も1年安心して過ごすことができる」と思っていたら、ある日突然下血して、近くの胃腸科で大腸内視鏡検査を受けたことろ、進行がんが発見されたというものです。
「どうして?」と思うかもしれませんが、便潜血反応とは、文字の如く、「便に血液が付着しているか、いないか」の判定に過ぎません。
つまり、「大腸がん=便潜血陽性」ではありません。
腫瘍があっても、出血していなければ、検査の判定は「陰性」になってしまいます。
では逆に、「便潜血陽性=大腸がん」でしょうか?
これも違います。
便潜血陽性のほとんどは、痔核や、裂肛などの肛門の病気が原因となっている事が多いのです。
その中に希に大腸ポリープや大腸癌が発見されるのです。
さらには、胃潰瘍や、十二指腸潰瘍でも、出血していれば、血液が消化管を流れて「陽性」になることも珍しい話ではありません。
若いからといって安心とは言えません。
時には20代、30代のがんが見つかることがあります。
現在の内視鏡は「電子内視鏡」といって、精度も向上し、以前と比べて余り苦痛もなく検査が受けられます。当院では毎日4~5人の内視鏡検査をしています。良性と思われるポリープなどは、かなりの割合で発見されます。その中には将来悪性になる、つまりがんになる可能性のあるものも含まれています。
そのような場合、1~2年後には再度検査をして経過をみることになります。一度の検査で異常が認められなかった方は、大腸がんの検査は2年に一度の検査で充分であると、一般的に言われています。なお、がんはもちろんのこと、切除の必要のあるポリープなどが見つかった場合には、それらの治療が可能な病院に紹介します。この件に関しては病診連携についての項をご覧ください。
』
つまるところ、この検査、便に血が混じっているかどうかを検査するもので、腸癌検査とは直接関係ないようです。
でも、やらないよりやったほうがいい、もし陽性ならガンか痔か潰瘍の可能性が高くなるので、検査を絶対に受けるべきだ、ということになる。
もし陰性でも、安全のために精密検査を受けたほうがいいということである。
いわば、保険みたいなもののようです。
でも明確に分かったことがある。
「私は痔ではない」
ということ。
なを、検索していたらこの記事が出てきた。
『
2009.5.13 00:42
青空ニュース
http://news.eaozora.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=558
日本製がん検査キットに不備 豪で47万人が検査やり直しへ
オーストラリア保健省が実施している大腸がん自己検診プログラムで、日本製検査キットに不備が見つかり、47万5000人を対象に再検査が行われることになった。同省が12日までに明らかにした。
同日付のオーストラリアン紙によると、検査キットは日本の会社が製造、オーストラリアの会社が同省に供給している。保健省は「昨年12月以降、自己検診をした人の“疑い”率が予想以上に低かった」とし、一部に誤った結果が出た恐れがあるとみている。
同紙は日本の会社が最近、キットに手を加えたことが不備の原因とみられると伝えた。
自己検診キットは同省の大腸がん早期発見プログラムの一環として、同月以降、50-60代の人に無償配布された。 (共同)
TITLE:日本製がん検査キットに不備 豪で47万人が検査やり直しへ - MSN産経ニュース
URL:http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090513/asi0905130043000-n1.htm
』
この問題はすでに解決済みになっているということである。
よって、私が受けた検査は解決済みの検査キットである。
[◆ 2010/12/22]
『
日経新聞 2010/12/22 11:49
http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C93819695E0E0E2E3838DE0E0E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
男性の大腸がんリスク、簡単に計算 がんセンター
国立がん研究センターなどは22日、40歳から69歳までの男性が今後10年間に大腸がんを発症する確率を簡単に予測できる計算式を開発した、と発表した。
約2万8千人の追跡調査から喫煙や飲酒といった大腸がんリスクを突き止め、予測モデルをつくった。
「生活習慣の見直しに役立ててほしい」と話している。
大阪府や茨城県など全国6地域に住む男性約2万8千人を1993年から2005年まで追跡調査した。
10年間に大腸がんを発症した人で多くみられた生活習慣やその程度を調べると、年齢、BMI(肥満度指数)、日々の活動量、喫煙の有無、飲酒の程度の5項目が関連していた。
結果に基づいて、計算式を開発。
たとえば、50歳の男性で、BMIが27、普通の活動量で、飲酒はほとんどせず、たばこも吸わない場合、確率は0.9%になる。
計算式の正確さは、別の地域に住む男性1万8千人でも確認した。
女性については飲酒や喫煙の習慣が男性に比べて少なく、データが足りないため、計算式がつくれなかった。
大腸がんの発症には5項目以外の要因も関係している。
同センターの笹月静室長は「予測できる確率はあくまでも参考程度にとどめてほしい。
生活習慣を変えるだけで発症リスクが変わることを実感してもらえれば」と話している。
計算式の詳細は同センターのホームページ(http://epi.ncc.go.jp/jp/jphc/outcome/)で見ることができる。
大腸がんの発症確率を算出する方法
-----------------------------------------------------------------
(1):下の5項目に答えて、点数を出す
①年 齢(40~44歳0点、45~49歳1点、50~54歳3点、55~59歳4点、60~64歳5点、65~69歳6点)
たとえば、50歳は3点
②BMI(25未満が0点、25以上が1点)
たとえば、 BMI27だと1点
③活動量(普通の人は-1点、寝たきりだと0点)
たとえば、会社員は-1点
④飲 酒(ほとんど飲まない0点、飲む1点、よく飲む2点)の習慣
たとえば、月2~3回飲むなら0点
⑤喫 煙(吸わない0点、吸う1点)
たとえば、 吸わないと0点
(2):上の点数を合計する 、
たとえの場合は3点になる。
(3):合計点数に応じて、発症確率は以下の通り
-1点(0.2%)、
0点(0.3%)、1点(0.5%)、2点(0.7%)、3点(0.9%)、
4点(1.3%)、5点(1.8%)、6点(2.4%)、7点(3.3%)、
8点(4.6%)、9点(5.9%)、10点(7.4%)
』
[かもめーる]
_
● [NEGATIVE]です
昨日、手紙を受け取った。
結果は「陰性:NEGATIVE」
9月のはじめ頃だったか、オーストラリアガバメント(オーストラリア連邦政府)から手紙をもらった。
内容はというと、
「あんたは老齢者なので Bowel Cancer のテストを受けてください」、
というもの。
「Bowel Cancer」とはなんぞや。
Cancer はガンのこと。
これは知っていた。
なら「Bowl」とは?。
Bowl とは「腸」のこと。
通常は「大腸ガン」と訳され、普通は Colorectal cancer と書かれる。
Wikipediaでは
「Colorectal cancer, also called colon cancer or large bowel cancer」
とある。
つまり、「大腸ガンのテストを受けよ」ということ。
煎じ詰めれば「老人ガン検査」のご案内ということになる。
政府が関わり合って健康の心配をしてもらうほどに老いた、ということでもある。
さびしいですね、年をとるということは。
そして9月の中頃、それが届いた。
下が検査キット一式。
つまり大便を採取して送る、ということである。
小学校のはじめのころ、検便というのがあった。
学校から小さな容器を渡され、それに便をちょっと入れて持っていく。
いちばんはじめは、硬紙でできた容器だった。
それがしばらくしてプラスチックケースに変わった。
授業の始まる前に先生が回収する。
が、緊張のせいかその日に限って出るものが出ない。
一生懸命踏ん張るのだが。
これはガンの検査ではなく、寄生虫の検査であった。
そのころ野菜の肥料は堆肥であった。
よって野菜には回虫のタマゴがうみつけられており、回虫持ちはクラスにもたくさんいた。
別になんらの障害はなかったのだが。
そういえば、回虫博士という医学博士がいた。
お腹に回虫を飼っていて、自分の体を使っていろいろテストしており、それを綴ったものがたしか「エッセスト大賞」とかいう賞をもらったはずだが。
調べてみましょう。
ありました。
藤田紘一郎博士という。
そのうち、検便がなくなった。
無関係に薬、つまり「虫下し」が配られ、全員飲むことになった。
検便の手間ヒマかけるより、強制的に薬を飲ませたほうが効率がよく安上がりになったわけである。
さらに、この薬すらなくなった。
堆肥を肥料にすることがなくなり、肥料は化学肥料にとってかわってしまい、回虫の生息場所がなくなってしまったというわけである。
何処にも、回虫持ちの児童が見当たらなくなってしまったのである。
ということは便を採取するのは小学校低学年の時以来ということになる。
小水検査というのはこれまで何度かあった。
だいたい健康ドックにはいると採取する。
あれ、エイズ検査かな。
そういえば、移住申請のときも小水検査があった。
では昨今の大便採取はどうやるかというと、
「え、聞きたくない」
そうですか、そうですよね。
とりあえず、写真だけ載せておきます。
サンプルは2つ採ります(赤と青)。
細長いキャップで封をし、それをプラチックの円筒にいれます。
蓋はきっちり締め込むこと。
これで終了。
下の用紙に必要事項を記載する。
下の封筒に採取サンプル(2つ)と記載済み用紙を封筒に入れて送ります。
下は確認事項の最終チェック項目。
もちろん、封筒には切手は不要です。
でもね、これ実行するのにためらいがあるのですよね。
ズルズルを伸ばしてしまいました。
なにしろ、60年近く前にやっただけですから。
簡単なことなのですが、体が動かない。
でも意を決してサンプルを採り投函しました。
その日の午後、送られてきたのが督促状。
「まだ、届いていないぞ!」
って。
なを、検査キットに一緒に入っていたのは下のブックレット。
最後に言語案内がある。
中国語ニ体(繁体、簡体)、クロアチア、オランダ、フィリピン、ギリシャ、イタリア、アラビア、韓国、マケドニア、マルタ、ポーランド、スラブ、トルコ、ベトナムの各言語。
ハングルはあるのだが日本語はない。
さて、数日後に送られてきたのが、検査結果表。
「陰性です」という結果。
その全文をスキャンして’おきます。
つまり、「腸ガンの可能性はありません」、ではないのです。
「ガンの可能性は低いですが、精密検査されたほうがいいです」なのです。
だいたい、この検査の信頼性はどのくらいあるのか、腸ガンがらみについても一緒に調べてみました。
腸癌で検索すると「大腸癌」で出てくる。
Wikipediaを見てみる。
『
大腸癌(だいちょうがん, Colorectal cancer)とは、大腸(盲腸、結腸、直腸)に発生する癌腫であり、肛門管に発生するものを含めることもある。
正式には部位別に盲腸癌(cecum cancer)、結腸癌(Colon cancer)、直腸癌(rectum cancer)と称される。
アメリカ合衆国においては、三番目に多い癌で、癌死の原因として二番目に多く、生涯に大腸癌に罹患する確率は約7%である。
日本でも胃癌を追い越し肺癌についで2番目に多くなっている。
大腸癌に進行するリスクは年齢とともに増加する。
その多くは60歳代から70歳代で発症するが、40歳以降は定期的な検査が必要であるとされる。
』
つまり、大腸ガンとは「老人性ガン」ということである。
それで検査キットが送られてきたわけである。
Wikipediaによるとお酒と加工肉の摂取がヤバイいようで、野菜類については確たる評価はないようである。
『
リスク:
過体重・肥満:リスクが高まる事が確実視
飲酒、加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージ):確実なリスクである
生活習慣及び栄養:
様々な国々での大腸がんの発生を比較すると、すわり作業で、高カロリー食品の食べ過ぎ、多量の赤肉又は加工肉の摂取は大腸がんの発生のリスクを高めることを強く示唆している。
反面、健全な体重、適度な運動、良い栄養は一般的にがんのリスクを下げる。
生活習慣を変えることにより大腸がんのリスクを 60-80%下げることができると言われている。
果物、野菜、シリアルその他の食物繊維の多量の摂取は、大腸がんと腺種のリスクを下げると考えられてきた。
この理論を検証するため16年にわたる88,757人を対象とした調査では、食物繊維の多い食事は大腸がんのリスクを下げてはいなかった。
2005年の別の調査でもその結果を支持している。
ハーバード大学公衆衛生学部は、「食物繊維の摂取は、健康効果のある健全な食事としてもてはやされ、心臓病、糖尿病、憩室疾患、便秘を含む様々な疾患のリスクを減少させていた。
多くの人が信じていたにも関わらず、食物繊維には大腸がんのリスクの減少の効果はほとんど認められなかった。」と発表している。
』
『
症状:
一般に早期大腸癌であれば自覚症状はなく、健康診断や人間ドックで発見される。
まったく症状が現れない場合も少なくない。
進行大腸癌でも環周度が1/4以下ならば症状はほとんどない。
1/2周を超えると腸内容の通過障害を起こす場合がある。
左側結腸に存在すると便通異常、腹痛、腹部膨満感などがあり、血便を伴うこともある。
しかし、右側結腸ではこれらの症状は乏しく貧血、体重減少、腫瘤触知などの症状となる。
これは上行結腸では内容物がまだ液体であるからであると説明されている。
左側結腸の全周性病変になると排便困難、便秘、イレウスを起こすこともある。
検査・診断:
大腸癌は早期に発見できれば完全治癒の可能性が大きくなる。
集団健診では普通「便潜血反応」が行われる。潜血反応が陽性であった場合、貧血などの異常がある場合、その他の大腸癌のハイリスクの場合は、癌をはじめとする大腸疾患の確定のため大腸内視鏡検査が行われる。
便潜血反応検査(Fecal occult blood test;FOBT):
「化学的便潜血検査」と「免疫学的便潜血検査」がある。
化学的は鉄分を含む食事によって変化してしまうため、現在は免疫学的の「ヒトヘモグロビン法」が主流。
多くの大腸癌検診の1次スクリーニングとして広く行われている。
大腸内視鏡(Colonoscopy):
内視鏡で直腸から回盲部まで挿入し病変を観察する。
最近ではほぼ多くの場合に2次スクリーニングの確定診断目的に施行される。
バリウム注腸二重撮像法(Double contrast barium enema;DCBE):
肛門からバリウム溶液を注入し、ついで空気を注入し、大腸や直腸の形状をX線で撮像する。
コンピュータ断層撮影法 (CT):
X線診断法で進行癌の周囲への進展度合や他臓器(特に肝臓)転移の有無を検査するのに行われる。
他の理由で実施されたCT断層撮影で進行大腸癌が発見されることもある。
また内視鏡や透視とは異なり、腸管の粘膜下病変を検出し、スキルスや粘膜下腫瘍、虫垂病変などの評価を行える。
現在、CTの進化に伴いCT colonographyと呼ばれる仮想大腸内視鏡が普及しつつある。
腸管の癒着、再建を行った例では内視鏡検査が行えず、代替として有望視されている。
血液検査:
進行大腸癌があると貧血を来すことがよくある。
貧血自体はありふれた疾患であるが、大腸がんがその原因の場合は進行がんのおそれがある。
また、腫瘍マーカーを計測することで進行癌の存在を推定することができる。
癌胎児性抗原(CEA)が代表的であるが、ほとんどが進行ガンでしか陽性にならず、早期ガンや前ガン病変(大腸ポリープ)の発見はできない上、費用がかかる。
直腸指診(Digital rectal examination;DRE):
医師が、潤滑剤を付けた手袋をした指で直腸に異常がないか触診する。
簡単に実施できるが、肛門から数センチの所までしか診断できない。
』
つまり、送られてきた検査キットは「便潜血反応検査」ということになる。
ではその効能はというと、
『
大腸がんについて
http://www.fukayakoumonka.or.jp/daityougan.html
食生活の欧米化に伴い、日本でも欧米諸国に多い大腸がん、直腸がんが非常に増えています。
自分では「痔」だと思っていたら検査の結果は「がん」だったということはよくあります。
そのため成人病、及ぴ老人病検診の中に大腸がん検診が導入されることになりました。
幸いなことに、大腸がんは他の臓器の癌に比べて比較的転移の傾向が遅く、早期発見、早期手術によって完治する確率が高いといわれてます。従って、
・便に血が混ざっている
・排便後にまだ便が残っているような感じがする(残便感)
・便秘、下痢を繰り返す
このような症状のある方は大腸の検査を受けることが賢明です。
成人病検診で胃の検診を毎年受けるように大腸がん検診も積極的に受けることが大切です。
先日、新聞にこんな記事がありました。
大腸がんの早期発見のための便潜血検査を毎年受けていて、結果が「陰性」だったので、「今年も1年安心して過ごすことができる」と思っていたら、ある日突然下血して、近くの胃腸科で大腸内視鏡検査を受けたことろ、進行がんが発見されたというものです。
「どうして?」と思うかもしれませんが、便潜血反応とは、文字の如く、「便に血液が付着しているか、いないか」の判定に過ぎません。
つまり、「大腸がん=便潜血陽性」ではありません。
腫瘍があっても、出血していなければ、検査の判定は「陰性」になってしまいます。
では逆に、「便潜血陽性=大腸がん」でしょうか?
これも違います。
便潜血陽性のほとんどは、痔核や、裂肛などの肛門の病気が原因となっている事が多いのです。
その中に希に大腸ポリープや大腸癌が発見されるのです。
さらには、胃潰瘍や、十二指腸潰瘍でも、出血していれば、血液が消化管を流れて「陽性」になることも珍しい話ではありません。
若いからといって安心とは言えません。
時には20代、30代のがんが見つかることがあります。
現在の内視鏡は「電子内視鏡」といって、精度も向上し、以前と比べて余り苦痛もなく検査が受けられます。当院では毎日4~5人の内視鏡検査をしています。良性と思われるポリープなどは、かなりの割合で発見されます。その中には将来悪性になる、つまりがんになる可能性のあるものも含まれています。
そのような場合、1~2年後には再度検査をして経過をみることになります。一度の検査で異常が認められなかった方は、大腸がんの検査は2年に一度の検査で充分であると、一般的に言われています。なお、がんはもちろんのこと、切除の必要のあるポリープなどが見つかった場合には、それらの治療が可能な病院に紹介します。この件に関しては病診連携についての項をご覧ください。
』
つまるところ、この検査、便に血が混じっているかどうかを検査するもので、腸癌検査とは直接関係ないようです。
でも、やらないよりやったほうがいい、もし陽性ならガンか痔か潰瘍の可能性が高くなるので、検査を絶対に受けるべきだ、ということになる。
もし陰性でも、安全のために精密検査を受けたほうがいいということである。
いわば、保険みたいなもののようです。
でも明確に分かったことがある。
「私は痔ではない」
ということ。
なを、検索していたらこの記事が出てきた。
『
2009.5.13 00:42
青空ニュース
http://news.eaozora.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=558
日本製がん検査キットに不備 豪で47万人が検査やり直しへ
オーストラリア保健省が実施している大腸がん自己検診プログラムで、日本製検査キットに不備が見つかり、47万5000人を対象に再検査が行われることになった。同省が12日までに明らかにした。
同日付のオーストラリアン紙によると、検査キットは日本の会社が製造、オーストラリアの会社が同省に供給している。保健省は「昨年12月以降、自己検診をした人の“疑い”率が予想以上に低かった」とし、一部に誤った結果が出た恐れがあるとみている。
同紙は日本の会社が最近、キットに手を加えたことが不備の原因とみられると伝えた。
自己検診キットは同省の大腸がん早期発見プログラムの一環として、同月以降、50-60代の人に無償配布された。 (共同)
TITLE:日本製がん検査キットに不備 豪で47万人が検査やり直しへ - MSN産経ニュース
URL:http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090513/asi0905130043000-n1.htm
』
この問題はすでに解決済みになっているということである。
よって、私が受けた検査は解決済みの検査キットである。
[◆ 2010/12/22]
『
日経新聞 2010/12/22 11:49
http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C93819695E0E0E2E3838DE0E0E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
男性の大腸がんリスク、簡単に計算 がんセンター
国立がん研究センターなどは22日、40歳から69歳までの男性が今後10年間に大腸がんを発症する確率を簡単に予測できる計算式を開発した、と発表した。
約2万8千人の追跡調査から喫煙や飲酒といった大腸がんリスクを突き止め、予測モデルをつくった。
「生活習慣の見直しに役立ててほしい」と話している。
大阪府や茨城県など全国6地域に住む男性約2万8千人を1993年から2005年まで追跡調査した。
10年間に大腸がんを発症した人で多くみられた生活習慣やその程度を調べると、年齢、BMI(肥満度指数)、日々の活動量、喫煙の有無、飲酒の程度の5項目が関連していた。
結果に基づいて、計算式を開発。
たとえば、50歳の男性で、BMIが27、普通の活動量で、飲酒はほとんどせず、たばこも吸わない場合、確率は0.9%になる。
計算式の正確さは、別の地域に住む男性1万8千人でも確認した。
女性については飲酒や喫煙の習慣が男性に比べて少なく、データが足りないため、計算式がつくれなかった。
大腸がんの発症には5項目以外の要因も関係している。
同センターの笹月静室長は「予測できる確率はあくまでも参考程度にとどめてほしい。
生活習慣を変えるだけで発症リスクが変わることを実感してもらえれば」と話している。
計算式の詳細は同センターのホームページ(http://epi.ncc.go.jp/jp/jphc/outcome/)で見ることができる。
大腸がんの発症確率を算出する方法
-----------------------------------------------------------------
(1):下の5項目に答えて、点数を出す
①年 齢(40~44歳0点、45~49歳1点、50~54歳3点、55~59歳4点、60~64歳5点、65~69歳6点)
たとえば、50歳は3点
②BMI(25未満が0点、25以上が1点)
たとえば、 BMI27だと1点
③活動量(普通の人は-1点、寝たきりだと0点)
たとえば、会社員は-1点
④飲 酒(ほとんど飲まない0点、飲む1点、よく飲む2点)の習慣
たとえば、月2~3回飲むなら0点
⑤喫 煙(吸わない0点、吸う1点)
たとえば、 吸わないと0点
(2):上の点数を合計する 、
たとえの場合は3点になる。
(3):合計点数に応じて、発症確率は以下の通り
-1点(0.2%)、
0点(0.3%)、1点(0.5%)、2点(0.7%)、3点(0.9%)、
4点(1.3%)、5点(1.8%)、6点(2.4%)、7点(3.3%)、
8点(4.6%)、9点(5.9%)、10点(7.4%)
』
[かもめーる]
_
2010年11月6日土曜日
編曲民謡調 & さくら21
_
● 四季の音色 パンフレット
日本食レストランにパンフレットが置いてあった。
関西の尺八と琴、三味線の師匠方の演奏会である。
日本では見ることはない。
見るチャンスはあっても出かけていかない。
ここではなんでも「Japan」「Japanese」とつけばすぐに足を運ぶ。
飢えているのかもしれない。
前半が春と夏の曲、中休み20分をおいて後半が秋と冬の曲。
春夏は浮き立つ感じなので今様にアレンジしてあり、乗り易い。
秋冬は沈み込む季節のせいか、クラシック調が主になっている。
でも昔の日本の冬ってちょっと暗いので、ここオーストラリアでは後半の選曲はちょっと難があるように思える。
何か馴染まない。
個人的に一番よかったなと思うのは前半の最後にあたる「編曲民謡調」で、これソーラン節をベースにしてある。
わかりやすい。
ユーチューブから。
「さくら」の現代風アレンジ「さくら21」もいい演奏でした。
「前半」
「後半」
[注].Youtubeのアップロードエラーが出るため、2本に分割することになりました。
[かもめーる]
_
● 四季の音色 パンフレット
日本食レストランにパンフレットが置いてあった。
関西の尺八と琴、三味線の師匠方の演奏会である。
日本では見ることはない。
見るチャンスはあっても出かけていかない。
ここではなんでも「Japan」「Japanese」とつけばすぐに足を運ぶ。
飢えているのかもしれない。
前半が春と夏の曲、中休み20分をおいて後半が秋と冬の曲。
春夏は浮き立つ感じなので今様にアレンジしてあり、乗り易い。
秋冬は沈み込む季節のせいか、クラシック調が主になっている。
でも昔の日本の冬ってちょっと暗いので、ここオーストラリアでは後半の選曲はちょっと難があるように思える。
何か馴染まない。
個人的に一番よかったなと思うのは前半の最後にあたる「編曲民謡調」で、これソーラン節をベースにしてある。
わかりやすい。
ユーチューブから。
「さくら」の現代風アレンジ「さくら21」もいい演奏でした。
「前半」
「後半」
[注].Youtubeのアップロードエラーが出るため、2本に分割することになりました。
[かもめーる]
_
2010年11月1日月曜日
一瞬、ふきだした!
_
● 吹き出してしまったYoutube
今日の「Googleニュース ピックアップ 」を見ていたら、こんなのが載っていた。
『
J-CASTニュース 2010/10/29 11:58
http://www.j-cast.com/2010/10/29079198.html?p=1
http://www.j-cast.com/2010/10/29079198.html?p=2
「日本人は凄い!」「この容器は神だ」 お馴染みの「パック」を世界が絶賛
コンビニでアメリカンドッグを買ったり、飲食店でサラダなどを頼んだりしたときにケチャップやドレッシングなどが入ったパックが付いてくる。
片手で2つ折りにすれば中身を出すことが出来て、手が汚れない便利な容器だが、実は、ケチャップやマスタードなど2種類の内容物を同時に出せるものは、日本独自の技術であり、日本でしか手に入らないのだという。
現在、投稿動画サイト「ユーチューブ(YouTube)」で、この容器を使ってフランクフルトにケチャップとマスタードを掛ける13秒ほどの動画がアップされていて、驚いた世界の人々が英語で「この容器は神だ」「日本人は器用で優れている」など絶賛の書き込みがコメント欄に出ている。
■ユーチューブで話題、閲覧数8万を超える
「日本人は凄い!」と震撼させた「ユーチューブ」の動画
「ユーチューブ」で話題になっている動画のタイトルは「7 Eleven Japan Hot Dog Japan with no mess...」。
投稿者はアメリカ人で、画面には「セブンイレブン」で買ったと思われるフランクフルトが大写しされる。
そして日本ではお馴染みのケチャップとマスタードが別々に入った容器が出てくる。
容器には日本語で「トマト&あらびきマスタード」と書かれている。
それを片手で二つ折りにすると、容器からケチャップとマスタードが紐のようになり落ちてきてフランクフルトに掛かった。
私達にとっては見慣れた事なのだが、「ユーチューブ」のコメント欄には、
「このパケットは神だ」
「凄い技術だ」「こんな素晴らしいパッケージを持っていたら誰かに嫉妬される」
「これを見ると日本人は優れているのが分かる。彼らは世界を治めるだろう」
などと絶賛された。閲覧数は8万を超えた。
この容器は「ディスペンパック」と呼ばれていて、もともとは1983年にアメリカの企業が特許を取った。
そして86年に三菱商事が日本での独占実施権を取得し、キユーピーと、三菱商事、三菱商事パッケージングの3社が合弁しディスペンパックジャパンを設立してから日本で広まることになる。
今ではコンビニのテイクアウトに欠かせないものになり、飲食店や学校給食でも使われている。
■ソースを2つ同時に出せる技術は日本だけ
この容器、初めは1種類のソースしか出すことが出来なかったが、ソースなどを入れるフィルムの開発や、ソースの出口を工夫することにより2種類のソースを同時に出したり、2種類のソースを出口で混ぜ合わせて出したり出来るようになった。
キユーピーの広報によれば、この「ディスペンパック」が作られている国は、日本以外でオーストラリアと韓国があるが、2種類のソースを出すことができるのは日本だけだという。
日本では当たり前に使われているが世界では珍しい容器であり、キユーピー広報は「ユーチューブ」で話題になっていることについて、
「これをきっかけに世界の各国に日本の技術で作られたディスペンパックが広がっていけばうれしい」
と話している。
』
さて、そんなに世界が絶賛するモノとはいかなるものだろう。
Youtube をのぞいてみた。
たった13秒。
一瞬、吹き出してしまった。
これ、
『
「日本人は凄い!」「この容器は神だ」 お馴染みの「パック」を世界が絶賛
』
などというシロモノか?
ひじょうにシンプルは原理ではないのか。
日本という国はきっと携帯電話のように「ガラパゴス進化」を遂げたとみられているのではないか。
なんと再生回数いま「205,530」
なにか、狂っているよね。
もちろん日本じゃないよ、世界がだ。
こんなものの13秒のビデオが20万回も再生されている。
世界は末期状態にあるのか、とも思ってしまう。
[かもめーる]
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● 吹き出してしまったYoutube
今日の「Googleニュース ピックアップ 」を見ていたら、こんなのが載っていた。
『
J-CASTニュース 2010/10/29 11:58
http://www.j-cast.com/2010/10/29079198.html?p=1
http://www.j-cast.com/2010/10/29079198.html?p=2
「日本人は凄い!」「この容器は神だ」 お馴染みの「パック」を世界が絶賛
コンビニでアメリカンドッグを買ったり、飲食店でサラダなどを頼んだりしたときにケチャップやドレッシングなどが入ったパックが付いてくる。
片手で2つ折りにすれば中身を出すことが出来て、手が汚れない便利な容器だが、実は、ケチャップやマスタードなど2種類の内容物を同時に出せるものは、日本独自の技術であり、日本でしか手に入らないのだという。
現在、投稿動画サイト「ユーチューブ(YouTube)」で、この容器を使ってフランクフルトにケチャップとマスタードを掛ける13秒ほどの動画がアップされていて、驚いた世界の人々が英語で「この容器は神だ」「日本人は器用で優れている」など絶賛の書き込みがコメント欄に出ている。
■ユーチューブで話題、閲覧数8万を超える
「日本人は凄い!」と震撼させた「ユーチューブ」の動画
「ユーチューブ」で話題になっている動画のタイトルは「7 Eleven Japan Hot Dog Japan with no mess...」。
投稿者はアメリカ人で、画面には「セブンイレブン」で買ったと思われるフランクフルトが大写しされる。
そして日本ではお馴染みのケチャップとマスタードが別々に入った容器が出てくる。
容器には日本語で「トマト&あらびきマスタード」と書かれている。
それを片手で二つ折りにすると、容器からケチャップとマスタードが紐のようになり落ちてきてフランクフルトに掛かった。
私達にとっては見慣れた事なのだが、「ユーチューブ」のコメント欄には、
「このパケットは神だ」
「凄い技術だ」「こんな素晴らしいパッケージを持っていたら誰かに嫉妬される」
「これを見ると日本人は優れているのが分かる。彼らは世界を治めるだろう」
などと絶賛された。閲覧数は8万を超えた。
この容器は「ディスペンパック」と呼ばれていて、もともとは1983年にアメリカの企業が特許を取った。
そして86年に三菱商事が日本での独占実施権を取得し、キユーピーと、三菱商事、三菱商事パッケージングの3社が合弁しディスペンパックジャパンを設立してから日本で広まることになる。
今ではコンビニのテイクアウトに欠かせないものになり、飲食店や学校給食でも使われている。
■ソースを2つ同時に出せる技術は日本だけ
この容器、初めは1種類のソースしか出すことが出来なかったが、ソースなどを入れるフィルムの開発や、ソースの出口を工夫することにより2種類のソースを同時に出したり、2種類のソースを出口で混ぜ合わせて出したり出来るようになった。
キユーピーの広報によれば、この「ディスペンパック」が作られている国は、日本以外でオーストラリアと韓国があるが、2種類のソースを出すことができるのは日本だけだという。
日本では当たり前に使われているが世界では珍しい容器であり、キユーピー広報は「ユーチューブ」で話題になっていることについて、
「これをきっかけに世界の各国に日本の技術で作られたディスペンパックが広がっていけばうれしい」
と話している。
』
さて、そんなに世界が絶賛するモノとはいかなるものだろう。
Youtube をのぞいてみた。
たった13秒。
一瞬、吹き出してしまった。
これ、
『
「日本人は凄い!」「この容器は神だ」 お馴染みの「パック」を世界が絶賛
』
などというシロモノか?
ひじょうにシンプルは原理ではないのか。
日本という国はきっと携帯電話のように「ガラパゴス進化」を遂げたとみられているのではないか。
なんと再生回数いま「205,530」
なにか、狂っているよね。
もちろん日本じゃないよ、世界がだ。
こんなものの13秒のビデオが20万回も再生されている。
世界は末期状態にあるのか、とも思ってしまう。
[かもめーる]
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