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● マツダの次世代直噴エンジン「スカイアクティブG」
1リッター当たり「30km」
この数字、うなってしまう。
ハイブリッドなら至極当然。
が、これが普通のエンジンとなると?。
もうここまでできれば、ハイブリットなんて複雑怪奇で高価なエンジンなどいらない。
造ったのはマツダ。
早晩、一般販売される。
現在の車はだいたい「10km/l~15km/l」。
プリウスあたりをのぞけば、ハイブリッドといったってせいぜい「20km/l」少々。
ホンダンのフィットで25km/l。
「20km/l」を超えるとハイブリッド車といっていい。
というより、20km/lを超えないならハイブリッドの意味がない。
が、マツダはなんと普通エンジンで30km/lを実現した。
『
日経トレンデイネット 2010年11月18日
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20101117/1033662/?ttr
ハイブリッドなしで燃費30km/L、マツダの次世代技術スカイアクティブとは
』
話によるとマツダはフォード傘下にあったとき、フォードよりハイブリッドの研究開発を止められていたという。
そこで既存エンジンの究極省エネエンジンに精力を注ぎ込まざるを得なかった。
これがひょうたんからコマ。
フォードからの規制から自由になって、その成果を発表しはじめた。
それがこの「30キロエンジン」
30kmと言わなくていい、8割方の24kmでも十分ホンダフィットに太刀打ちできる。
この車があれば、もうハイブリッドの時代は去ろうとしている。
動力源を2つ載せればいいというものではない。
要は、石油の消費をどこまで抑えられるかである。
動力源1つで2つ分のレベルが実現できるなら、こちらのほうがはるかに省エネ。
マツダといえばロータリーエンジンの開発でズッコケてしまったが、ファミリアでもちなおして、でもバブルでつまづいた会社。
フォード傘下で生きながらえたが、これでやっと陽の目を見ることになる。
いっとき、民族系自動車はトヨタとホンダの2車種になった。
が、三菱がGMから離れ、そして今、フォードから離れたマツダが戦線に復帰する。
残るはニッサンだが、これは最後までルノー系にとどまるようだ。
三菱とニッサンは電気自動車をメーンに据えている。
トヨタとホンダはハイブリッド。
そしてマツダはハイブリッドと同等の性能を持つエンジンを開発した。
三種三様である。
さあ、これから何処が生き残るか。
ニュースを見ていたらとんでもないハイブリッドが出てきた。
なんと、「16km/l」というハイブリッド。
こんなの旧式既存エンジンのレベルである。
2.4Lのカムリだってこのくらいは走る。
何も動力源を2つも積むことはない。
一つで十分。
どうもハイブリッドの意味が分かっていないようだ。
省エネというのは省コストでないといけない。
繰り返すが、「20km/l」未満の車はハイブリッドとは言わない。
「ムダブリッド」という。
『
中央日報 2010.11.19 10:50:34
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=135066&servcode=300§code=320
起亜「K5ハイブリッド」 米国で初公開
米ロサンゼルス(LA)モーターショーに数多くのエコカーと次世代未来型コンセプトカーが登場している。
デトロイト・ニューヨーク・シカゴとともに米国4大モーターショーに選ばれるLAモーターショーは17日(現地時間)、記者団公開行事で幕を上げた。
28日までLAコンベンションセンターで開催される。
モーターショーホームページ(www.laautoshow.com)によると、新車は18モデル、コンセプトカーは16モデル。
韓国からは起亜(キア)自動車が「K5ハイブリッド」を出展した。
起亜初のガソリン燃料を使う中型ハイブリッド車だ。来年上半期の北米市場販売を目標に開発された。
最高出力168馬力、最大トルク21.3kg・mの2.4Lエンジンと30kW級電気モーターを搭載している
。
ニッケルバッテリーに比べて30%ほど軽くて小さいながも性能が高い34kW級リチウムポリマーバッテリーを採用した。
運転時間の57%は高速道路を走る米国人の特性に合わせてエンジンと電気モーターの力を配分した。
燃費は高速道路基準で17キロ、市内基準で15.3キロ。
4.2インチTFT液晶画面(LCD)を計器盤に装着し、エネルギーの流れ、動力源状態、燃料・バッテリー状態など運転手に必要な情報を提供する。
起亜車はLAモーターショーに無公害電気コンセプトカー「ポップ(POP)」を含め、「ソレント」「スポーテージ」「ソウル」「フォルテ」など17台の車を展示した。
現代自動車も「ソナタ・ハイブリッド」「ニューアバンテ」「エクウス」「グレンジャー」「ジェネシス」など18台を出展した。
スプラグ起亜車米国法人マーケティング担当副社長は「K5ハイブリッドなど商品性が優れた新車を米国でずっと出していく」と明らかにした。
』
ここのタクシーは以前はフォードの「ファルコン」か、ホールデンの「コモドア」だった。
が、いまは「プリウス」か「カムリ」。
コモドアはここで現地生産されている車。
GM系。
よって、ここでは国内製造車として人気が高い。
でも昨今の石油高騰のあおりで、現代:Hyundaiにおされ気味。
三菱が撤退して、これからはカムリのハイブリッドが生産されるというが、ちょっと?
なぜなら、あまりにここは人件費が高すぎる。
ものを生産するにはに見合わないほどに、おかしな経済になっている。
地下資源がなければ、潰れていていい国。
まあ、その名の通り、ラッキーな国なのでしょう。
団地内の斜前の家にときどきタクシーが止まっている。
車を持っていないので、そのたびにタクシー呼んでいるのかなと思っていたら仕事用。
つまり、タクシーの運転手の家だった。
業務用の車で出勤してしまう?
が、これできる。
以前に別のタクシーの運転手をやっている人から聞いたが、それによると自前でプリウスを買ったという。
つまり車持込みのタクシー運転手というのがいるということ。
「世界で唯一、チップをくれるのがオーストラリアのタクシー運転手」
ということだが、そういう手続になっているということだからできるということでもある。
ちなみに、そのプリウス6万ドルもしたといって天を仰いでいた。
為替換算だと5百万円くらいになるか。
これじゃ天を仰ぐよな。
日本ではタクシーはスタンドのない過疎地域を除いてプロパンガスだが、ここはすべてガソリン。
よって、昨今の石油の高騰で一瞬のうちに、フォードとホールデンがトヨタの2車種に変わった。
これじゃ、フォードもGMも潰れるよ。
この節、リッター10キロ走れなかったら車じゃないよな。
タクシーなら最低で20kmは走れないと採算がとれないだろう。
ちなみに、業務用の車で出勤ということだが、なんと観光バスで通勤している人がいる。
道路を挟んだ向いの団地の東洋系の人。
よって、その観光バスがちょくちょくこの部屋の前の道に駐車している。
朝方出かけていき、4時頃になると帰ってきる。
時に、夜消えているときがある。
夜間の業務があるのだろう。
なを、バスが止まっているというと、そんなこと出来るのかと思われる方がいると思うが、それができるほどに、ここは十分に道路幅が広い。
まさか、自前のバス持ち込みで仕事をしているわけではあるまい。
● このバスで通勤している:この部屋の窓から撮った。
● 11時頃戻ってきた
[かもめーる]
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