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ニュースを見ていたら、上の記事があった。
本当だろうか?
もしこれが本当なら、とんでもなくすごいことだ。
ほかの通信メデイアを見てみたが、載っていない。
共同通信だけである。
これだけの大ニュースが他の新聞に載っていないということはどういうことか。
みにくいのでコピーしてみる。
『
2010/12/24 00:02 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122301000429.html
電算・記憶のトランジスタ開発 消費電力100万分の1
従来の100万分の1の消費電力で演算と記憶の両方ができる新しいトランジスタを開発したと、物質・材料研究機構(つくば市)チームが24日付の専門誌に発表した。
パソコンの起動時間をゼロに近づけたり小型で高性能化につながるとしている。
演算するトランジスタはパソコンや携帯電話には欠かせない部品。
記憶媒体(メモリー)とともに小型化、高性能化が進められてきたが、二つが別々だとデータが膨大な場合は読み込むのに時間がかかる。
また従来は電子を半導体の中で移動させることでメモリーから情報を読み込んでいたが、電子の漏れが多いため電力が余分に必要だった。
』
トランジスタで可能なら集積回路(IC)でも可能になる。
記憶によれば、機器の実効効率はだいたい10%台が普通。
たとえば、内燃機関(エンジン)などでは消費したエネルギーの十数%台しか使われていない。
残りの8割以上は通常、熱になって逃げる。
エンジンが熱くならずに回転できれば、ハイブリッドどころの騒ぎではなくなる。
パソコンでもほぼ同じだろう。
パソコンの中にはファンが回っており、常時部品の加熱を抑えている。
ファンが故障すると、コンピュータはオーバーヒートして機器が焼けつく。
スーパーコンピュータも同じ。
スパコンは膨大な発熱をする。
ために巨大なエアコン装置を完備にしておかねばならない。
このエアコンが止まったら、スパコンはストップコンピュータになる。
この消費電力がスパコンのネックである。
コンピュータとは電子の熱との闘いといっていい。
もし情報機器の消費電力が100万分の1になったら?
エネルギー使用料がとてつもなく微小になり、限りなくゼロに近づくということになる。
そして、さらなる高速駆動が可能になる。
スパコンはウルトラコンピュータ(ウルコン)に変貌する。
エレクトロニクスの概念を根本から変えることにもなるはずだが。
国のエネルギー戦略の一部分をひっくり返すほどのものである。
さほどの大ニュースが、他のウエブサイトに載っていないうことはどういうことなのであろうか?
[かもめーる]
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