_
● 小さなセミ
外壁にゴミがついているのかなと思って、何のゴミだろうと近寄ってみた。
セミである。
なんとも小さなセミである。
頭から羽の先まで2cmといったところである。
ここはセミの種類が少ない。
とういうより過去に見たのは1種類しかない。
ツクツクボウシをちょっと長めに伸ばしたようなセミである。
日本では、ミンミン、アブラ、ニイニイ、ツクツクボウシと大きさ色合いがいろいろで、鳴き声もみな違っている。
ここは鳴き声も当然一種類である。
まあ、セミの品揃えの悪いところだな、と思っていた。
が、この小ささは異常だ。
日本にはこの手の大きさのセミはいないはずだ。
いったい、このセミ、どんな声でなくのだろう。
上からみると足が4本しかない。
あれ、と思ってよく見たら真下に小さなのがあった。
退化してしまった、といった感じである。
ちょっと検索してみた。
なんとオーストラリアのセミというのは200種類以上あるという。
『
The cicadas of central eastern Australia
コメント:
L. W. Popple氏によるオーストラリアのセミのページ。
200種を越えるというオーストラリアのセミの一端を紹介。
鳴き声と画像、またセミ学入門的なページも。充実していてお薦め。
』
そこでアクセスしてみた。
が、「接続がタイムアウトしました」となってしまう。
次に出てきたのが、この緑色のセミ。
『
naoの趣味ぶくろ Melbourne
http://naokojj.blog133.fc2.com/blog-entry-45.html
毎年思うことだけど、今年も異常気象。
いつになったらカラッとした夏はくるのかっ?!
今年まだ聞いてないセミの声
みんなオーストラリアのセミ見たことある~~?
グロいですぜ!
心の準備はいいか~~い?!
それでは。。。。
』
はじめてみました。
ただこの手のセミ、脱皮すると色が瞬く間に消えてしまうことが多い。
果たしてこのセミはこの色まま一生を過ごすのであろうか。
日本の小さなセミというのは石垣島にいるそうです。
『
日本一小さいセミ‘イワサキクサゼミ’ ~石垣島ダイアリー~
http://mfhqc9393.blog65.fc2.com/blog-entry-821.html
今回紹介します石垣島の仲間は「イワサキクサゼミ」という名の日本一小さなセミです。
全身は黒で金色の微毛があり、腹部はオレンジ色で翅の脈は美しい緑色をしています。
体長は2cm前後で餌はサトウキビをはじめとするイネ科の植物の汁です。
草むらの中で「ジー」とか、時々「チッチッチ」とかと鳴いています。
』
[かもめーる]
_