2011年2月19日土曜日

恐を知らない虐殺鳥

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● コツコツとガラスを叩く鳥:ブッチャーバード(Bucher Bird)



 いつものごとくパソコンへ向かっていたら、横のサッシのガラスをコツコツと叩く鳥がいる。
 窓台に止まり、クビを伸ばして部屋の中を覗こうとする。
 レースのカーテンが引いてあるので、中は見えないはずだ。

 折角の好奇心を無碍にしては鳥サマに申し訳ない。
 心優しい小生、そう思って静かにレースを持ち上げて部屋の中が見えるようにしてやった。
 普通の鳥ならここで逃げるのだが、さすが虐殺鳥、人間なんぞは屁とも思わない。
 ぐるりと部屋を眺め回し、我が真摯な態度にひどく感心し、納得して帰っていった。
 抱卵期のブッチャーバードはマジに怖い。
 こんな鳥みたことない、といった激しさで襲ってくる。
 ひるむということを知らない鳥になる。
 それ以外では、派手さはないがひょうきんな愛いらしい鳥である。
 わが前庭を遊び場にしている鳥でもある。
 
 すぐにパソコンに取り込みこの文を書いて公開している。
 よって今から15分ほど前の撮りたてのホヤホヤ鳥である。













 ガラス越しに撮影しているので、近影ではあるが、ちょっとボーッとしている。
 ちなみにこの鳥、人も嫌がる「カラス族」である。




[◇ 2011-02-23]

 今日は朝からやってきて、窓辺でさえずっていた。
 延々と数分も。















 ではその愛らしい声をどうぞ。



 網戸越でかつムービーメーカーで編集したため、映像は少々悪いです。




 [かもめーる]




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