2011年2月22日火曜日

アームスラッシャー

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● アームスラッシャー



 アームスラッシャーとは腕木を伸ばして土手などの斜面の芝刈をする機械である。
 土手法面は斜めのため重機は入れない。
 そこでスラッシャーを組込んだアームをグーと伸ばして斜面芝刈を行うことになる。

 今年はなにしろ雨が多い。
 そのため、草の成長が速い。
 我が家は団地住まいで、裏庭の芝刈、ならびにパブリックエリアの芝刈は管理会社がやってくれる。
 芝は夏期になると水分を失い赤茶けて枯れるのだが、今年はまるで反対。
 多雨な気候は芝を成長させ、アッというまに庭は雑草で覆われる。
 管理会社も大変。
 笑いの止まらないのが芝刈屋さん。
 夏場は芝枯れで手持ち無沙汰の日々となるのに、今年はあちこちから声がかかり、「休みたい」と悲鳴をあげるほど。
 半月に1回くらいの割合で芝刈り屋がきている。
 今日も入っていた。
 芝刈料金は家賃の中に含まれているが、今年の芝刈代は家賃収入からの持ち出しにになり、大家は少々不満かもしれない。
 この団地には数十軒のタウンハウスがあるが、所有者が住んでいるところもあり、所有者が貸家にしているところもある。
 ちなみに我が家のオーナーは契約時の書類の名前からして中国系のようである。
 徴収される芝刈代は週10ドルであり、月だと42ドルくらいになる。
 日本円にすると為替レートで月3,600円くらいか。
 以前に住んでいたのは一軒家の持ち家であったため、ホンダの芝刈り機を持っていた。
 が、ここに移ってからは一度として使ったことがない。
 買って1年弱ほどしか使ったことがなく、宝の持ち腐れとなってしまった。
 もう、芝刈をやる体力気力はなく、二度と芝刈り機を動かすことはないだろう。
 今はガレージでほこりをかぶっている。

 クリーク沿いを散歩していたら、アームスラッシャーの作業現場に出くわした。
 何回となく出会っているが、危険なので近づくことはできないし、どうしてもスラッシャー側から撮ることになるので、これまであまりいい映像を得ることができなかった。
 今日はクリークの反対側から撮れるという幸運に恵まれたので早速カメラを回した。
 BLOGに載せると画面が小さくなりますので、Youtubeに載せてそれを引っ張ってきています。









● 刈り終えた土手の法面




 [かもめーる]




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