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● 東京電力が陸自ヘリから撮影した福島第一原発。
3号機は外壁が吹き飛び鉄骨が曲がった(16日午後撮影、東電提供)
● 4号機は側壁が大破し、燃料棒の交換に使う緑色のクレーンが見える(16日午後撮影、東電提供)
http://www.youtube.com/watch?v=UMR7BPKcyWM&feature=player_embedded
4号機について。
『
asahi.com 2011年3月16日 5時19分
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201103160059.html
福島第一4号機燃料プール、沸騰か 保安院見方示す
東京電力福島第一原発4号機の使用済み燃料が発熱している問題で、経済産業省の西山英彦審議官は16日、原子力安全・保安院の記者会見で、燃料プールの水が「確実にほぼ沸騰している」との見方を示した。
プールの冷却水が減り続ければ、放射能レベルの高い廃棄物を含んだ燃料棒が露出する恐れがある。
西山氏は沸騰している科学的データは示さなかった。
しかし、海江田万里経済産業相が15日、原子炉規制法64条3項に基づき、4号機の燃料プールに速やかに水を注入するよう東電に命令したことをあげ、
「(沸騰して)どんどん減ってくるので大臣が命令した」
と説明した。
』
『
時事.com 2011年03月16日 05時46分
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031600107
燃料プール、ヘリ注水も=爆発の福島4号機-米軍などに要請・東京電力
東日本大震災に運転休止中に被災し、爆発が起きた可能性がある福島第一原発4号機について、東京電力は16日にも、使用済み燃料プールに海水を注水する方針だ。
高温になったプールから水が蒸発し、燃料が損傷するのを防ぐためで、同社は自衛隊や在日米軍に協力を求め、ヘリコプターによる注水も視野に入れている。
4号機(5階建て)では、15日午前6時ごろ爆発音が聞こえ、4階で火災が発生。
5階側壁では、8メートル四方の穴が2カ所開いた。
沸騰した可能性もあるプール水から発生した水素による爆発の可能性も指摘されており、付近では毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の非常に高い放射線量も観測された。
5階の燃料プールは約10メートル四方、深さ約8メートルで783本の核燃料棒が入る。
水温は通常約40度だが、14日午前4時8分時点では84度に上昇。
事故後の水温や水位は不明だが、水温がさらに上がり蒸発が進むと、燃料損傷の危険が増す。
東電は、5階に開いた穴を逆に利用し、海水を注水する。
具体的には、自衛隊などの協力を得た上で、ヘリコプターによる海水散水や、地上からポンプ車を接近させ、穴に向けて放水する。
同社は「4号機は爆発の危険もなく、穴やプールも大きいのでピンポイントでできる」と説明。
プールが満水になった後にさらに水を注いでも、放射性物質を含む水が外に漏れる構造ではないという。
』
1号機について。
http://www.youtube.com/watch?v=NOkwsL1Oakk&feature=player_embedded
『
時事.com 2011年03月16日 16:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031600751
原子炉冷却に全力=白煙、火災相次ぐ-周辺は高い放射線量・福島第1
東日本大震災で被災した東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)では16日、3号機付近で水蒸気とみられる白煙が大量に立ち上り、4号機では原子炉建屋4階で再び火災が発生した。
周辺では高い放射線量を観測。
東電は冷却のため同日午後も原子炉への海水注入を続けるとともに、使用済み燃料プールにも海水を入れる準備を進めた。
地震発生時に運転中だった1~3号機では原子炉の冷却機能が失われ、一部炉心溶融が起きた可能性が高く、1、3号機は水素爆発で原子炉建屋上部が崩壊。
2号機も建屋内の原子炉格納容器の一部が壊れた可能性が高く、高レベルの放射性物質が外部に放出された。
定期点検中だった4~6号機も含め、原子炉の近くにある使用済み燃料プールも冷却できず、水温が上昇。
蒸発して水位が下がり、燃料棒の被覆管が損傷して、同様に高レベルの放射性物質が放出される事態が懸念されている。
』
『
25today.com 2011年3月16日
http://www.25today.com/news/2011/03/post_5358.php
「原発事故は深刻」
駐日豪大使、不安を語る
3月15日、アリステア・マレー・マクリーン駐日豪大使が、地震と津波で損傷した福島第一原発の4基の原子炉が次々と事故を起こしていることに懸念を明らかにした。
東電と政府の発表は混乱しており、「国民は冷静に」と言いつつ、避難範囲が3kmから10kmに、さらに20kmになり、今では20kmから30kmの間の住民は屋内退避にとなし崩しに広がっている。
同発電所では1号機から3号機までが爆発、検査で運転を停止していた4号機でさえ出火するという事態になっている。
しかも放射線量が大きいため第4号機には近づけない状態が続いている。
15日には、ケビン・ラッド外相が、
「当局が原子炉の消火と冷却に成功した」
と発表し、不安軽減に努めているが、そのような折り、駐日豪大使が
「原発事故は深刻なようだ」
と発言した。
2004年以来駐日大使を務めているマクリーン氏がABCラジオのインタビューに答え、
「日本当局は災害抑制に努めているが、事態は誰の目にも深刻になっている。
だれもこのような事態になることを望んでいなかったはずだ。
しかし、当局者は、事態がこれ以上悪くならないように全力を尽くしているというばかりだ。
それでも、現在の20km圏以内の退去指示には変更がない模様」
と語っている。
また、
「日本は、1945年8月の広島と長崎の原爆投下の悪夢を忘れておらず、今回も国民は深刻に捉えている」
と語っている。(AAP)
』
http://www.youtube.com/watch?v=1bhRoVO_zTU&feature=player_embedded
『
TBSニュース 2011年03月16日 17:03
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4675295.html
韓国、「ホウ酸」を日本に緊急支援
福島第一原発での事故をめぐって、韓国政府は核分裂を抑える性質があり原子炉の冷却に使われる「ホウ酸」を日本に送ることを決めました。
韓国政府によりますと14日、日本側からホウ酸を送ってほしいと要請があったということで、これを受け、52.6トンをできるだけ早く送ると決めました。
ホウ酸は、核分裂の際に生じる中性子を吸収する性質を持ち、連鎖的な核分裂が再び起こる「再臨界」を抑える働きをします。
福島第一原発の事故については韓国政府も危機感を募らせていて、「韓国の在庫が足りなくなっても、まず日本に緊急支援すべきであると判断した」としています。
』
『
テレ朝ニュース 2011年03月16日 20:34
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210316053.html
火災が発生した福島第一原発の4号機を冷却するため、警察庁は、警視庁の高圧放水車で地上から放水するよう指示を出しました。
作業に危険性がないと判断されれば、16日夜にも放水される見通しです。
福島第一原子力発電所の4号機は15日から相次いで火災が発生していて、使用済み核燃料を入れていたプールの温度が上がっています。
この状態が続けばプールの水が蒸発してしまい、燃料がむき出しになってしまう可能性があるため、警察庁は政府の対策本部の要請を受けて、高圧放水車で4号機に放水するよう警視庁に指示を出しました。
使用されるのは警視庁の機動隊の放水車で、自衛隊から防護服を借りて放水をするということです。
放射線の量を計って作業に危険性がないと判断されれば、16日夜にも放水が行われる見通しです。
』
● ten news より
『
YOMIURI ONLINE 2011年3月16日 20時33分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110316-OYT1T00840.htm
米紙「大惨事の防止をあきらめたように思える」
東日本巨大地震に伴う福島第一原発の事故深刻化を受けて、日本を危険視する傾向が国際社会で強まる一方、総力を挙げて未曽有の大災害に立ち向かう日本社会を信頼し続ける外国人も少なくない。
海外メディアではこれまで、被災者の忍耐強さや規律正しさを称賛し、激励する論調が主流だったが、原発の事態悪化につれて、悲観論が目立ってきた。
同原発で注水作業などにあたる作業員数が50人まで減らされたことについて、15日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、
「大惨事の防止をあきらめたように思える」
との原子力専門家のコメントを掲載。
ロイター通信も「(作業員の退去決定は)さじを投げたことを意味するとも受け取れる」との専門家の言葉を伝えた。
在京外国公館では、オーストリア大使館が16日、業務を大阪の総領事館に一時移転した。
自国民に国外退避を促す国も増えている。
現場取材のため被災地に記者団を送り込んでいた報道機関の中にも、記者らを日本から退避させる動きが出ており、報道によると、仏国営「ラジオ・フランス」は、地震取材のために送り込んでいた記者5人と技術者2人の撤収を決定した。
取材陣の引き揚げを決めたイスラエルのテレビ局は本紙に、
「現時点で危険はないが、今後、危険が増す可能性があるとの専門家の助言に従った」
と語った。
一方、AFP通信東京支局は、
「本社から指示があった場合、直ちに拠点を移動できるよう、各スタッフが準備は進めている」
としながらも、
「今のところ、東京から動かない」と冷静に事態を見守る。
英紙ザ・タイムズ東京支局も「(移転の)決定はない」
という。
ロシア通信東京支社長セルゲイ・コツーバ氏(53)は、
「危機的状況下でも、日本では略奪行為やパニックが起きていない。
この社会は大丈夫だと信じる」
と述べ、東京に残る意思を笑いながら強調した。
』
もはや打つべき手はなし。
国家権威壊滅の時が刻々と近づいてきているようだ。
やかましい取り巻き連中の口出しによってか、
それともこの民族の姑息性によってか、
(カミカゼは決して吹かない)
ついにくるべき段階に入ってきたようである。
老人たるワレの役割は、国家権威の推移を冷静に見届けることなのかもしれない。
学生時代の理想国家と思い込んだ社会主義国家は死に絶えた。
資本主義国家のなかで、貧富の差の最も少ない優等生的国家である日本も、その豊かさのなかでもがいている。
思想的理想が死に、技術的理想が死のうとしている。
生き残った人々は負いきれぬ責務の重さにのたうちまわることになるだろう。
復興は人がいる限り必ずできる。
それまでの間、人は耐え続けなければならない。
何に?
「時間に」
そして「歴史に」
自然の恐ろしさと、時間の優しさの前に、人は無力である。
『
時事.com 2011月03月16日 22::12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011031601176&m=rss
「最悪なら東日本つぶれる」=専門家自任、笹森氏に明かす-菅首相
「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」。
菅直人首相は16日夜、東京電力福島第一原発の事故をめぐり、首相官邸で会った笹森清内閣特別顧問にこう語った。
放射性物質の飛散により、広大な地域でさまざまな影響が出かねないとの危機意識を示したとみられる。
笹森氏によると、首相は
「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」
と専門家を自任。
東電の対応について
「そういうこと(最悪の事態)に対する危機感が非常に薄い」
と批判し、
「この問題に詳しいので、余計に危機感を持って対応してほしいということで(15日早朝に)東電に乗り込んだ」
と続けた。
』
http://www.youtube.com/watch?v=OfnuWR4X7Ho&feature=player_embedded
● 16日16時ごろ自衛隊ヘリより東電社員が撮影
== 東日本大震災 ==
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