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昨夜、電話が通じ、肉声を聞くことができた。
11日に発生した地震も、今日で丸一週間たつことになる。
FNNに年金の一部を義援金として送ろうと思って、検索していたらいろいろと出てきた。
FNNの振込み先はここ。
『
【募金】FNN義援金振込先:
みずほ銀行東京中央支店 (普通)1775255
ローカル局および地方新聞社などの口座開設情報ではありませんが、フジネットワークの募金振込先です。
』
ところが、みずほ銀行は義援金の振込みが殺到したため、システムがダウンしてしまっている。
『
毎日新聞 2011年3月18日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110318ddm008020038000c.html
みずほ銀:システム障害 震災混乱に拍車 大規模トラブル、統合以来2度目
みずほ銀行がシステムトラブルで15日から3日連続で現金自動受払機(ATM)などの取引を停止したことは、東日本大震災に揺れる企業活動や国民生活の混乱に拍車をかけた。
みずほ銀の大規模なシステムトラブルは02年に次ぐもの。
18日以降も完全復旧のメドは立っておらず、約2500万口座を抱えるメガバンクの再びの失態は、取引の停滞を通じ実体経済にも悪影響を与えかねず、今後、トップの経営責任問題も浮上しそうだ。
「日本が危機的な状況にある中、しっかりすべき立場なのに……。申し訳ない」。17日午後、日銀本店で会見した西堀利頭取はこう陳謝。その上で、「遅くとも3連休明けの22日には通常業務に戻したい」と強調した。しかし、いまだにトラブルの原因は解明しきれておらず、17日も朝と夕の2回にわたってシステムがダウンした。
みずほ銀によると、トラブルの発端は、大震災後、初の営業日の14日、東京都内の複数の支店が管理する口座に振り込みが殺到。
システムの処理能力が追いつかなくなったという。
同行は「調査中」と繰り返すが、
被災地に向けた義援金の受け付けなどが引き金
になったとみられる。
17日は16日までに積み上がった未決済分の処理と窓口での通常業務を同時並行で行おうと、従来と異なる手順で作業を進めた結果、本来は別系統のシステムであるATMなどでもトラブルが発生。
同日朝から2時間以上にわたり、全国約440の本支店で窓口業務やATMが停止した。
各店舗ではキャッシュカードと通帳、印鑑があれば、預金の払い戻しに応じる臨時措置をとったが、窓口は混乱。
東京都中央区の日本橋支店では、ATMで現金を振り込みにきた団体職員の男性(68)が
「行員は『ごめんなさい』と言うが、いつ復旧するのか」
と銀行への不信感をあらわにした。
ATMやネット取引は午前11時半までにいったん復旧したが、夕方には再び停止した。
大震災や福島第一原発の重大な事故を受けて、企業は手元資金を厚くしようとしている。
同行は法人担当を中心に取引先企業におわびとトラブルの説明を続けるが、復旧が遅れれば、給与振り込みや企業の資金決済が集中する月末にかけて、混乱がさらに広がる懸念がある。
また、大震災の被災地への義援金が送れないなど、影響は深刻だ。
みずほ銀行を傘下に持つみずほグループは旧第一勧業、旧富士、旧日本興業の3行が再編・統合した直後の02年にも口座振替など約250万件の取引が滞る大規模なシステムトラブルを引き起こし、旧3行トップの引責辞任に発展した。西堀頭取は
「システムの改善を進めてきたつもりだが、教訓を生かせなかった」
と悔やむが、顧客の不信は深い。
◇義援金も送れず
システムトラブルが続いていることで、みずほ銀行では、他行あての振り込みなど未処理の取引件数が増加。17日時点では、約50万件(約6500億円)にのぼっている。
同日夜には、柏崎博久常務執行役員が会見したが、トラブルの原因は把握できておらず、正常化の見通しは立っていない状況だ。
このため、みずほ銀は18日の開店が営業開始時間の午前9時から遅れる見通し。
システムへの負荷を軽減するため、同日は窓口での新たな振り込みの受け付けを控え、他行に口座を持つ顧客にはみずほ以外で決済するように要請するなど、窓口業務を一部制限することも検討している。
ATMやネットバンクでの振り込みも制限される可能性があり、顧客は不便を強いられそうだ。
20日を挟んだ3連休前の18日(金)は、多くの企業の給与振り込みが集中する。
企業にとっては、商品の買い入れ先などへの代金振り込みが遅れれば、信用問題にもつながりかねない。みずほ銀は取引先企業の資金繰りに支障が出ないように資金を提供するほか「損失が出た場合、補償も含めた対応を検討する」(広報室)としている。【赤間清広、和田憲二、大久保渉】
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◆18日以降想定されるトラブル◆
・全国440本支店の開店が遅れる
・午後3時ごろ以降はATM、ネットバンクでの翌日振り込みの受け付け停止
・窓口での振り込みが不能に
・3連休前の給与振り込みができない
・企業間の取引に伴う代金が期日通りに振り込まれない可能性
』
皆の善意があまりに大きすぎ、システムを押しつぶしてしまったようだ。
嬉しいことだが、みずほ銀行を利用している人にはたまったものではないだろう。
この時期、少しでもお金を持っておこうというのは心理である。
私の方は様子まちで控えることにしよう。
もうひとつのお金の話。
でかまるこに送金しようと思っていた。
が、海外送金なので為替レートが非常に気になる。
それがとんでもないことに。
『
日経新聞 2011/3/18 6:31
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819FE59B9393E2E78DE3EAE2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
NY円、1ドル78円台後半 介入警戒で円高に歯止め
【NQNニューヨーク=川内資子】
17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5日続伸し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=78円 80~90銭で取引を終えた。
円はオセアニア市場で急伸し76円台の最高値を付けたが、ニューヨーク市場では日本政府・日銀による円売り介入への警戒感などから伸び悩んだ。
投機筋などによる円買い・ドル売りなどをきっかけに、オセアニア市場で円は76円25銭まで上昇。
1995年4月に付けた最高値を更新した。
その後は日本の通貨当局による円売り介入への警戒感などから売りが優勢になり、ニューヨーク市場では78円台半ばで始まった。
』
オセアニア市場は一時「76円台」になった。
これはテレビでみた。
現在は77円台で推移している。
これではとてもとても。
少し前までは80円半ばであったから、10%くらい円高に触れている。
災害復興資金として、海外から円を引き上げているせいである。
急いでいる訳ではないので、様子を見ながらタイミングをとろうと思っている。
なをお金について、日銀は災害復興へ潤沢な資金供給をするという。
『
日本経済新聞 電子版 2011/3/17 23:45
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819591E3E5E2E08A8DE3E5E2E1E0E2E3E39797E3E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000
日銀当座預金、30兆円突破 5年ぶり、市場安定へ潤沢供給
金融機関の手元資金の目安となる日銀当座預金残高が17日、前日より4兆2800億円多い31兆4400億円となり、約5年ぶりに30兆円を突破した。
東日本巨大地震や福島第1原子力発電所の事故を受け、日銀が潤沢な資金供給を実施しているためだ。
震災前の10日の当座預金残高は17兆 5500億円で2倍近くまで膨らんできた。
』
まずは5兆円ぐらいが復興資金になるだろう。
社会・産業を含めての被害は100兆円として、社会復興整備に10兆円くらいかかるとみていい。
神戸大震災が10兆円だった。
この辺を目安にして動くことになるのではないだろうか。
== 東日本大震災 ==
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